ホンダ樹脂製エンジンカバー 本塗り

先日下塗りを行っていたホンダ樹脂製エンジンカバー(恐らくはCR-Z用) です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

凸文字周りは梨地の平滑化処理をしていないので、その凸凹した影響がそのまま残っているのが判るかと思います。

また凸文字部分は表面張力でフチのクリアーが盛り上がっているので、

砥石を使って平滑にしておきます。

その後全体を#1500の水研ぎで肌目を均し、

最後にナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行っておきます。特にペーパーが入らない凸文字の隙間部分ですね。

裏側のマスキングを剥がし、清掃しておきます。隙間から入った研ぎ汁が固まると厄介なので乾く前に流しておくようにですね。

しっかり足付け処理が行われると、表面に流した水がぺたーっと親水状態になり、この後の塗料の密着が期待できます。

よく脱脂清掃し、台にセットしたら本塗り準備完了です。

よくエアーブローをして埃を飛ばしておきます。

片手で持ってフチまでしっかり塗れるよう芯棒を固定しています。

まずはベースコートを塗布します。

ご指定頂いた色はホンダ純正色の「サンセットオレンジ」(カラーコード:YR585)となります。パール等は入っていない、ソリッドカラーのオレンジです。

肌が荒れないようウェットでコートし、しっかり溶剤が抜けてから次のコートを行うようにします。

凸文字周りの梨地の跡も消えているのが判るかと思います。

ちなみに今回の梨地は凸凹が浅いのでこの方法が出来ましたが、シボ模様のような凸凹が深い場合には二度塗りでは対応が出来ず、かといってこの凸文字の隙間を平らに研ぐのは難しいですから、この場合は違う方法=例えば一旦凸文字を削り落とししてしまい、平滑に仕上げて塗装した後に市販のエンブレム等を貼る等も良いかと思います。

そして最後にトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ヒケの凸凹はサフェで平滑に処理しておいたので美しいラインに仕上がっているかと思います。

 ちなみにHONDAのロゴの下には何かしらのプレートが装着されていたと思います(恐らくはIMAのロゴプレートですよね)。

ネットで見てみると、このHONDAの凸文字周りは塗装せず黒の樹脂素地とシルバーの塗装そのままになっている物が見受けられます。その事からこの部分も艶のある仕上がりにするのが難しい(というかとても手間が掛かる)のが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!