先日到着しておりましたスバルフォレスターSJの純正フロントグリル一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
こちらのオーナー様は現在同車フォググリルとスバルエンブレム前後の塗装をご依頼頂いている方で、今回追加でこちらの塗装も承りました(その後完成しました。)
フロントグリルはアッパー側とロアー側に分かれていて、塗装内容としては以下の通りとなります。
【メッキモール上下】・・・スバル純正クリスタルブラックシリカ(カラーコード:D4S) 艶あり仕上げ
【グリルベースアッパー&ロア】・・・半艶黒
上下のメッキモールはそのまま上塗りしても十分な密着性が得られない為、別途下地処理も行います。
グリルベース(土台)部分は全体的にザラザラとした梨地になっていますが、こちらはそのまま(サフェ塗装→研磨は行わず)半艶黒の上塗りを行います。と言うかこれを研磨して全体を平滑にするのは現実的では無いですかね(金型作りが進化した為か成形が複雑すぎます…)。
元々着いているスバルエンブレムは取り外し、現在施工中の同製品を取り付けます。メッキ枠が半艶黒、六連星がスタンドックス リキッドシルバー、背面がスバルWRブルー(カラーコード:K7X)になります。
と言う訳で早速分解を試みました。エンブレム左右のパネルは塗装しないので、傷が付かないようマスキングしておきます。
各パーツは爪で着いていて、そしてそれを覆うように(嫌がらせのような)壁があって非常にやり難くなっています。横からヘラが差し込めないのでピックツールで爪を持ち上げ、その隙間に極薄い鉄板を差し込んでおきます。
全ての爪(10箇所くらい)に鉄板を差し込んだら爪を押し込むようにしてパーツを取り外します。エンブレムはいつも通り両面テープで着いているのでドライヤーで温めて粘着力が弱まったところを隙間からヘラを差し込んで両面テープを剪断するようにして取り外します。
また今回、エンブレム下の「凸」部分のみザラザラを研磨して平滑にしておくよう承っています。これくらいなら比較的簡単に研げますのでサーフェサーは塗らずそのまま最終#1500で仕上げておくようにします。
面倒なのはここからで、ビビリ音防止の為に各部についているゴムシールやフエルトテープを剥がします。
フエルトテープは再利用が出来るタイプとそうでないもの(自己破壊型)があり、今回は後者が殆どだったので、
貼る位置は予め印が付いているのですが、塗装後でもそれらが判るようしつこいくらいに撮影をしておきます(分解時だけで100枚くらいは撮っています)。
外したパーツと新たに作成しておいたゴムテープ&フェルトテープはそれぞれ区別がつくようパーツ毎に別けて保管しておきます。完成するまでには他の作業を行い、さらに毎日沢山のお問合せもあり、塗装が終わった頃には今日の作業は殆ど忘れてしまっていますから、例え記憶喪失になったとしてもしっかり元通りに出来るようにしておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!


