自転車とカメラと現像の楽しさ

tamagawa_22自前の工場を構えてからは朝も早くなって夜も遅くなり、仕事以外の時間は殆ど削られてしまう事になったのですが、そんな一日の中でも自転車での通勤時間が結構楽しく、帰り際にちょっと止まって数枚の撮影をするだけでも結構充実した一日を過ごせたりしています。

少し前から使い始めたSIGMAのDP-1なるカメラがここの所でようやく使い慣れて来て、暗闇での操作もある程度出来るようになりましたから夜での撮影も気軽に出来るようになりました。それによって毎日通り過ぎる場所でも改めて写真として収めてから見てみると、いつもとは違った画になって見えるのが結構楽しいのです。

tamagawa_23そもそもこのDP-1なるカメラは結構古い部類?のカメラになりますから、撮った画像を確認する液晶モニターも貧弱でとてもその場でどういった画になっているのかを確認する事が出来ません。しかも失敗したからといってそれを削除しようとするとまるでフリーズしたかのように30秒くらい何の動作もしなくなったりするのです。また撮った画像を書き込んでいる時には一切の動作を受付ず、次の一枚を撮るのに無駄に待つ時間が長いのです。最初は壊れているのか思ったくらいですよ(笑)。

なのでその場ではまず撮る事だけで終わらせ、帰って来てからパソコンのディスプレイで確認し、撮影したRAWファイル形式の画像をPhotoshopを使って現像(編集)する事までを一連の作業として考えました。最初は面倒だと思っていたこの作業も今では楽しみにまでなりましたから撮り終えた後の道中は「さっきのはどんな風に撮れたんだろ・・・」と、その後の帰り道はワクワクした気分で妙に高揚してしまっていたりするのです。まあそれが寝不足にも繋がっているのですが・・・。

二枚目の画像は橋と橋の間から見える空ですが、これも帰って見るまではまさかちゃんと星が写っているなんて思いませんでした。出来れば丁度月が覗いてくれて居れば最高だったんじゃなんて思ったりもしますが、ここまで開放して撮っていたら眩しくなり過ぎていたかも知れませんし、そう言うのを考えるのも楽しいのです。望遠やマクロ機能があればもっと色々な撮り方も出来るんだろうなぁと時々思ってしまったりもするのですが、肩から提げたままで自転車漕いでいても邪魔にならないサイズでは贅沢は言えません。何とかこれが壊れるまでにもっともっと上達したいです。

ちなみに最近迷子になる頻度が増えて毎日の往復路は30キロくらいになっています(疲)。気付くと全く逆の方向に走っていたりと、全く自分の事が信用出来ませんでして・・・。今度方向磁石を買ったらハンドルに取り付けておこうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)