自宅の盆栽棚が崩壊しました。と言ってもこれは去年の春頃の事で、画像もその時撮影した物です。植木に使われる棚は直射日光に当たったり水に濡れたりと忙しいので劣化するのも早いんですよね。プラスチック製やアルミ製の物が売っていたりしますが、それはちょっと味が無さ過ぎるのでやはりここは木でいきたいのです。

 そして新たに作った棚です。構造は複雑ではなく、斜めに立てた柱に棚板を置くような単純な物なので作成自体は楽なのです。画像の日付を見てみると昨年４月２９日 のものですから、あと一ヶ月もすればこれくらい葉も茂ってくれるのですね。ちょっと驚きです。

で、棚が新しくなったのは良いですが木材が綺麗過ぎてちょっと盆栽とは似合いません。本来ならニスなどで着色して渋い感じに仕上げるべきなのですがこの時は時間が無くてそのまま使う事になりました。ただ一旦水が付くと塗装はできませんから結局このままの状態で今日に至っています。

 そしてこれが今日、３月９日の状態です。木々の葉は見事に無くなってしまって寂しい感じは否めませんが、オウバイと枝垂れ桜が咲いてくれているのでこれでもそれなりに楽しめます。長寿梅も少し蕾が出来ていますしねこれからが楽しみです。

この一年で真新しくて浮いていた棚板も良い感じに古びて似合うようになりました。そういえば昨年敷いた苔は寒さに強かったのか冬でも枯れず、このまま暖かくなればさらに青々となってくれそうです。

去年は工場の引越しで鉢の土を換えれませんでしたから全体的に余り元気が無さそうに見えます。もっとフカフカでスカスカの土で自由に根を広げさせてあげたいので、今年こそはせめて隔週で休みが取れるようにしたいですかね。土をいじるのはかなり楽しいのですが意外と時間が掛かるのでして・・・。