昨日は参加していなかったイラストレーターのJIROちゃんですが、今日は午後から工場二階のPRO_Fit レーザーラボ（今勝手に命名）にやって来ていまして、先日買って来て塗ったばかりのIKEAの椅子に全く違和感無く鎮座しています。うーん、私ですらまだまともに座っていないのに・・・（酷）。

と言うのは冗談で、どうやら今日は先週末に話していたランプシェードのデータを作って来たみたいです。さすがと言うか、本当羨ましいくらいのクリエイティブ感ですね。少し妬ましいです（笑）。

 ちなみにソフト面で不安があった中華製レーザー加工機ですが、皆でデータ取りをしながら使っている内に癖も大分把握してきました。今日なんかも特に何の問題も無く普通に切れていまして、ただ6mm厚のMDF板ですから焦げる臭いは相当出ていました。夜中にこれでは本当に火事でも起きているのかと思われてしまいますから、近いうちに大家さんには迷惑を掛けていないか伺いを立てに行こうかと思います。

 そしてこんな感じでカット完了です。この楽しさはちょっと文字では表せられないと言うか本当に凄いんですよ・・・。さっきまで単なるデジタルのデータだった物がちゃんと形になって現れて、しかも人の手でカットするには到底無理な曲線や細くて真っ直ぐなラインなど、見ているだけで飽きません。データと木工用ボンドさえあればスピーカーボックスなんて簡単に作れてしまいます。凄いポテンシャルですよ・・・（惚）。

 ちなみにレーザー加工機は「出力」と「運行スピード」でカット能力が決まって、今はまだそれのデータ取りを行っている最中でもあります。レーザーが弱ければ最後まで切れませんが、強過ぎれば線は太くなったり焦げ目が強くなったりするのでこのギリギリの所を見つけ出してそれをリスト化し今後の使用に活かしていこう、と言った感じですかね。今回カットしたMDF板は厚みが６ｍｍでしたがまだまだ余裕で行けそうですし、ちゃんとマスキングテープを貼ってカットすれば表面の仕上がりも良くなる筈です。

 で、組み付けるとこんな感じです。深夜なのに思わずおおお～！！って叫ぶくらいでしてこれはかなりヤバイですよ。現状は枠だけですが、中に電球が点いたりしたらさらに良くなりそうです。裏に和紙とか貼っても良さそうですよね。

ちなみに断面が黒いのは焦げた跡で、レーザーカットはこれが焦げ臭くなるのがちょっと難点ですかね。ただ色的にはアクセントにもなるので、レーザーカットならではのこれを活かした使い方にすれば良いと思います。下にある木なんてまるで葉っぱがあるように見えますし、跳ねた兎もとても立体感を感じます。

尚私の方はと言うと、セキセイインコ用の鳥小屋もテンプレートとなるデータは出来上がっているので、今後はそれを元に窓やベランダなどを拡張したいと思います。ちなみに鳥小屋は掃除の時に水で洗うのでこういったMDF板は使えないんですよね～。そちらも後日アップしたいと思います。