使い道色々

color4 先日とある顔料メーカーから営業の電話があって、普通はそう言うのは敬遠するのですが、どうやらその方は技術職に長けた方らしく結構マニアックな話しで盛り上がってしまい、宜しければカタログを送るから見てくれと言う事で本日それが届きました。

color5 顔料は特に塗装用と言う訳では無く、樹脂(プラスチック)に練り込んで使ったりもします。人工大理石なんかもそれの一種ですね。

color6 「ハートなんてどこに使うんだ!」と思いがちですが、ダンプの外装塗装なんかでは需要があるみたいです。当然ガンでは塗れないので、クリアーを塗って乾く前にフゥ~って振りかけるらしいです(そ、想像出来ません・・・)。

color7 こちらは着色パールでしょうか。この角度で結構な色の変化が見られるので平面なのに立体的に見えて中々面白いです。これは良さそうですね。

color8 良心的なのは100グラム単位で購入可能との事で、うちのような極少々使用の塗装屋でも利用が出来る事です。またパウダータイプかリキッド(液体)にしても溶剤で希釈されているだけなので塗料メーカーを選ばず使用可能との事です。そうなんです、バインダー(樹脂)を混ぜられてしまうと得体が知れない塗膜になってしまうので使えなくなるんですよね。

ちなみに上の画像の右一列はぱっと見同じ様に見えますがそれぞれ色名が付いているのが判ると思います。一般的な干渉パールは「厚み」で見える色味が変わって来るのでこういった状態で見ると殆ど同じ様にしか見えないのです。真ん中の列はパール自体に色が付いた着色パールか、または酸化鉄系のパールですかね。

color9これらの顔料は塗料だけでは無く身近な物にも使われていて、カタログに出ていた一例で面白かったのは釣り用の疑似餌です。そういえばバス釣用のワームは中にキラキラした物が練り込まれていて、ああなるほどあれはここにも!とちょっと納得出来ました。

と言う事で、久しぶりに注型のダースベイダーでも作って何か練り込んでみたいと思いつつ、いやそれより先にPRO_Fit極少カーボンエンブレムをそろそろ配布&新しいカラーリング(ブルーです)も作らないと~なんですよね。

うーん、仕事以外にもやる事がまだまだ・・・(健康診断が遠くに・・・)。

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