フェラーリキーリング傷付き防止用パイプ加工

ferrari45先日テスト的に行ったステンレスパイプのフレアー加工ですが、ようやく時間が出来たので本番用のを作成しました。ただ何だかんだ結構時間が掛かってしまいまして・・・。

ちなみに上の画像は断面をペーパーで綺麗に均しているところで、カットしてからだと米粒みたいなサイズになるので出来る箇所は極力切る前に行っておきます。

ferrari41 フレアー加工の面白いところは、パイプの出ヅラや押し込む時の力加減である程度の形を調整出来ることで(と言うか本来そういう使い方では無いと思いますが・・・)、この時点で出来る限りキーカバーの穴周りの形にフィットするようにしています。

ferrari42 適当にカットした物をボール盤に固定して回転させ、ヤスリを当てて形を整えようとしましたが、余り上手くいきませんでした。

ferrari43 なのでフレアーツールの固定具を使ってヤスリで形を整えています。普通にペンチとかで掴んでしまうと簡単に形が崩れてしまいますからこれは便利です。しかも地味に楽しいのでして(笑)。

ferrari44 その後バンドソーで先端を切り出しました。内径は5ミリも無く肉も薄いので切るだけで形が崩れてしまいます。パイプレンチもありますが、恐らく掴んだだけでその跡が残ってしまいそうで止めました。

ferrari46 その後再びヤスリで形を整えます。

ferrari47 対象が小さいのでいざ削ろうとすると飛んでいってしまいますが、その辺にあった木片に7ミリくらいの穴を開けて嵌めたらこれがとても遣り易くなりました。

ferrari48最初の画像にあった研磨布で研いで断面を光らせ、こんな感じで完成です。本体を塗装後、透明なエポキシ接着剤で点止めすれば完成です(しかしメインの塗装がまだこれからと言う・・・)。

ちなみにこの状態だとちょっとリングが浮いてしまいますが、実際にキーリングを付ければそれと同化するので(同じステンレスなので!)違和感も無くなると思います。

それでは塗装作業の方が進行しましたら改めて日記の方で紹介したいと思います。予定ではここは簡単に終わる筈だったのですが、まあそこはいつものパターンと言うことで(苦)。

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