テールランプ関係を本塗りする前に、塗装ブース内の壁のビニールを取り替える事にしました。

透過性の塗装（キャンディー塗装）は塗膜中に異物が入ると最後まで取れないので（色が隠蔽しないので）とてもデリケートなのです。

 ちなみに壁に貼るビニールはこういったロール状の物で、芯の幅は1800ミリ（1.8メートル）ですが、こちらは所謂「ダブル」と呼ばれる物で、出して広げると倍の幅（3.6メートル）に広がります。車体の塗装で良く使う物ですね（でも最近はタンカルがメインですか）。

面倒なのは壁がクリフ状の二段階になっている事で、ここは画鋲や磁石を使って壁に固定します。これらの作業を全部一人でやると本当に大変で大変で・・・。

そして最後の仕上げとしてコーティング剤を壁に塗っておきます。これさえ塗っておけば、ブース内に入り込んだ虫は壁にくっ付くと飛べなくなるので、お陰で塗装中も塗膜にくっ付くという事が無くなります。凄いんですよ。

本当は床も塗り直したかったのですが、ちょっと時間が無くなってしまったのでそちらは後日改めてと言う事にします。と言っても大分仕事が入って来てしまったので、多分夏休みまでは出来ないような気がしますが・・・。