カメラと撮影

sigma_5先日カメラと撮影についてご質問を頂きましたので、改めてこちらで紹介している画像等について紹介したいと思います(と言っても私自身余りよく判ってはいないのですが・・・)。

こちらの社外記で紹介している(屋外で撮影した)画像の殆どは、上の画像手前にある「SIGMA DP2Merrill」なるカメラを使って撮っています。

奥にあるのがその前に使っていた同じくシグマのDP1と言うモデルで、あちらは一回り小さく、あれくらいのサイズなら自転車ウェアの後ろポケットに入るのですが、手前のDP2Merrill(以下DP2M)はかなり厳しいと思います。

ですので自転車に本気で乗る方にはちょっと不向きで、ただ私の場合は通勤途中の撮影が殆どなので、徒歩の場合はリュックに、自転車の時はウェストバッグに入れているのでそんなに不都合は感じなくなりました(ただ時々は手ぶらで走りたいです・・・)。

dp2 (1 - 1)-3このカメラ、外観はかなり安っぽく、またフラッシュなど気の利いた物も付いていません(苦)。さらにはバッテリーの消耗が激しいので、通常は予備用のを2個、合計3個持ち歩いています。最初は6個あったのですがいつの間にかどこかに消えました・・・(苦)。

と言う感じで色々と不都合があるので余り人にはお勧め出来る物ではないのですが、たわい無い物を撮ってもドラマティックな描写に演出してくれるような所があって私的には結構気に入ってます。また比較的手に入れやすい価格なのと(新品在庫品で4万でした)、予想以上に壊れないので(笑)手軽に普段使いが出来るってところが良いのです。

気になった方はオフィシャルサイトへどうぞ(何故か笑)。

SIGMA DP2 Merrill : スペシャルコンテンツ

dp2 (1 - 1)-2先ほど紹介した「色々と不都合がある」の一つとしては「「ISO感度」が弱い事で、実用出来るのは320くらいまで、私の場合大体がISO100で撮ってます。

ただそうなるとどうしても手ブレがし易くなりますので、普段は上の画像にあるようなマグネット付きのミニ三脚を持ち歩くようにしています。私の場合は殆どが夜間での撮影なので、これが無いと何も出来ません。

ちなみに製品はこれです→ JOBY(ジョビー) ゴリラポッドマグネティック(ブラック/レッド)
(どれもアフリエイトではありませんので念の為)

ueno尚、撮影した画像はRAW形式での保存が必須で、これはJPEGと違って後からの編集加工にとても優れていますから、まずこれを行わないと何も出来ません。

たださらなる不都合といった点で、このシグマのカメラで撮ったRAW形式のファイルは、一般的な画像編集ソフトには使えない!と言う事があって、一応シグマからそれ専用のソフトが無料で配布されているのですが、正直これが使えません・・・(私には使えません)。

なので手順としては、一旦このソフトで画像を開き、それをtiff形式のファイルに変換して保存、その後改めてadbe Photoshop Lightroomのソフトを使って編集加工しています。

一応ですが、こういうソフトです→SIGMA Photo Pro

それでもオフィシャルサイトで紹介している画像はこれだだけ(!)で現像している筈ですので、ちゃんとした人が使えばちゃんと出来るのだと思います。

参考までにオフィシャルの画像を・・・

実写ギャラリー

SPECIAL COLUMN

ueno1こちらがアドビ社のLightroomなる写真現像用?のソフトで、RAW形式で撮った画像はこれで後からかなり色々調整(加工)が可能です。余りの自由度にインチキ臭さは拭いきれず、その為に仕事で紹介する画像ではこういう事はしないようにしています。

shinagawa-2106他に私が行っている撮り方としては、カメラの操作は殆どマニュアルで使っている事で、これは仕事の撮影(日記の方)でも同様です。ピントはもちろんオートフォーカスに任せますが、ISOと露出とシャッタースピードは常に手動で、夜間の撮影は当然オートフォーカスも使えませんから、ほぼ全ての操作がマニュアルになってしまいます(ホワイトバランスは先ほど紹介したソフトで後から幾らでも調整出来るのでこれは常にオートです)。

特にこれに拘っているという訳では無いのですが、その辺をカメラ任せにしてしまうとどうしても出来上がりがワンパターンに偏ってしまう気がするのと、そもそも特段これといった技術が無いので、せめて自分で操作している感が欲しい!、みたいな感じですかね。車の運転で例えると、クラッチが無いのにわざわざパドルシフトでギアーを変える感じでしょうか(笑)。

nomigawa-1-1-51ただマニュアル操作だと当然弱点があって、露出がオーバーして白飛びしてしまったり、撮ったら真っ暗!みたいな事もあります。当然ですが、動いている場面を捉えるのはとても難しいです・・・。

まあこの辺はいずれステップアップしていくと言う事で、今は自分の出来る範囲でやれる事を楽しもう、みたいな感じですかね。アキハバラ@DEEPのメンバーみたいなノリです(判りません、か…)。

trek-1-1-33と言う事で私なりの撮影の仕方を纏めますと、

・ISO感度は低く!(ノイズを減らす為です)

・三脚は必須!(マグネットは本当に便利です)

・シャッタスピードと露出はマニュアルで!(失敗したら捨てれば良いだけですし)

と言う感じです。全く参考にならないと思いますが(苦)、本当にこれだけです。

ただシャッタースピードと露出の関係はそれだけだと結果が判り難いので、一度良さそうな構図が決まったらそれらを色々と変えて撮るだけ撮っておく!と言う事は必要だと思います。その場の小さな液晶モニターじゃ何が何だか分かりませんしね。

デジタルカメラはフィルムと違ってある意味撮り放題ですから、とにかく沢山撮って持って帰り、大きなモニターで見ながら「こういう時の背景のボケ味は開放より二個手前の方が綺麗なのか~」とか、「ここはホイールにピントを合わせるよりもトップチューブのロゴの方が断然格好良い臭いぜ。グフフ」とか(笑)、そうやった方が早く上達出来るんじゃと思っています。

塗装の仕事も毎日同じ事だけを繰り返すより、色々試して失敗した方が覚えられる事は多いですからね~。

4 thoughts on “カメラと撮影

  1. やっぱりSIGMAで撮った写真はいいですね〜
    でも写真も塗装もセンスが一番大切だと痛感しております。
    私も写真は好きですが、あまりセンスがないので…

  2. このボディサイズなら他にもっと使い易いカメラが沢山ありと思いますが、落としても諦められる(気軽に使える)金額でこの画質が買えるという点では良いと思います。舗装した地面にも何度か落としていますが、それによって致命傷はまだ無いと言うくらいタフなんですよ!(ただ湿気が入った為かダイヤルの接点がかなり不良気味です・・・)。

  3. RAWからの現像って凄くセンスが必要だと思います。
    私は撮って出ししかできません。

    • いやいやいや、それがLightroomの操作は実に簡単なのでして・・・。
      むしろ私のは三脚を使えば誰でも撮れる画像ですので、撮ったそのままでお見せ出来るような画像は無いんですよ・・・。
      まあこの辺は塗装と一緒で、今後も精進していきたいと思います。

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