中秋の名月

 最近は余り時間的な余裕が無くて寄れていなかった池上本門寺ですが、今日は空気が澄んでいて、しかも何だか足元が随分と明るく感じたので少し遠回りしてみる事にしました。

 どうやら今日10月4日は十五夜、中秋の名月だったようですね。昼間に買い出しに行ったまいばすけっとのレジ横に、山なりになった団子が売っていた意味がようやく判りました(笑)。ちなみに今年は二日ズレていて、満月は明後日の10月6日になるようです。

帰りはいつもと少し違う道を歩いていたら、おっと全身マットブラックのカウルか!?と思いきや、良く見てみるとメタリックが入っているっぽいですね。

自転車もそうですが、最近マット=艶消しが流行っているのでしょうか。車(四輪車)はやはり少し前にそれ系が多く見られましたが、鳥糞一つ放置しただけで致命的な事になったりするので(磨くとそこだけ艶が出てしまう為)、補修する事を前提にするとトンでもな塗装になるので最近は余り見かけなくなった気がします。

これは自転車の場合も同じで、その辺りのデメリットも判っておかないと後で後悔する事になってしまいます。実際そこだけ直せないかといったお問合せが結構ありますが、艶消しの場合はクリアーの暈し際を磨く事が出来ないので部分塗装は物理的に出来ません。

バイクの場合は部品自体が塗装済みなので交換してしまえば良いのですが(塗装して直すよりも塗装済みの新品部品が安かったりします)、自転車のフレームの場合はそうもいかないと思うので、購入の際にはそう言う事も考えた上で決めるのが宜しいかと思います。

なんて事を考えてしまうので、仕事が終わった帰り道にこれを見るべきでは無かったかなぁ、と(苦)。

2 thoughts on “中秋の名月

  1. 最近のカスタム的なマット仕上げは、フィルムラッピングとか液体ラッピング(塗って剥がせる的な塗料)がほとんどのようですね。
    バイクや自転車だと、メーカー純正のマットは「屋外保管が少なそう」といった狙いもあるのでしょうかね?

    • いや、メーカーの狙いは「直すくらいなら新しい物を買って貰おう」と言う感じでは無いでしょうか。
      カーボンフレームの新車塗装は最後のクリアーの下には足付け処理されていない事が殆どで、室内保管でも密着剤効果が落ちる(なくなる)10年目くらいになるとそのクリアーだけがペリペリと剥がれてくるので、これって確信犯だろうって思ってしまいます。
      最近のゴム系?缶スプレーのようにそれだけ綺麗に剥がせればよいのですが、クリアーだけ綺麗には剥がせないので結局下地からやり直す=元のデザインに戻すのは数十万円=新車のカーボンフレームより高い!といった構図となります。ゲンナリもしますよ(おっとうっかり愚痴ってしまい申し訳御座いません!笑)。

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