小物塗装工場の購入②

 前回に引き続き、将来小物塗装工場となるかも知れない物件探し(の妄想)をしています。

今の工場は賃貸で、この先塗装の仕事を続けると永遠に家賃を払い続ける事になりますから、だったら安く買える郊外に塗装の仕事が出来る物件を買ってしまえば!?と言う作戦です。今払っている工場の家賃の5年分以下の金額なら、もしかして何とかなるのでは?、なんて安易に考えています。住宅ローンなら金利も安いですしね(ちなみに今借りている東京都からのローンより安い筈です)。

 塗装のご依頼自体は年々増えているので、本来なら今の環境のまま人を雇って会社の規模を大きくしていくのが一般的なのかも知れませんが、私的には利益よりも自分のやりたいような仕事を続けていきたいと思っているので、今後はさらに規模を縮小していこうと思っています。もっとネチネチとした作業に時間を費やしたいのです。

ただいきなり引っ越しは大変ですし、今すぐ規模を縮小するつもりも無いので、まずは工場を移転した際に東京都から借りたローンが終わったら新たに借金をして(苦)物件だけ先に買っておき、5年くらい掛けて徐々に環境を構築していこうと考えています。一応は現在事業計画書らしいのも作っています。

色々探してみると、なんと今の工場の一年分くらいの家賃で買えてしまうような物件も!

ただこれららの物件は当然「工場」ではないですし、床面積も少なければ今までのような内容の仕事は出来ませんから、その辺はよく考えないといけないと思っています。

最終的には極小さい物を自宅の作業場で行うつもりですが、対象を限定し過ぎるのはまだ早いと思っていて、その前のワンクッション、また一応資産として残る物があればといった感じです。頚椎症が酷くなって指が思うように動かない・・・となった時、今のように家賃が掛かる環境は厳しいと思っています。

ちなみに自宅は資産とは呼べなく「死ぬ直前まで支払い続ける」というローン地獄でして、塗料の置き場所に仕方なく・・・といった感じで買いました(トランクルームとかも考えたのですが危険物なので無理でした)。

私的な希望としてはビルトインガレージがあって、そのまま床に水を撒いて排水が出来る場所が欲しいのですが、意外とそういった物件は少ないのが現状です。後付けのスレートとかトタンで作った倉庫付き物件などはありますが、最初に借りた横浜県川和町の工場でそれは凝りているので(冬は寒くて夏は死にます)、やはりちゃんとした断熱の入った壁と屋根がある所が希望です。そういう点で今の工場は凄く良く、なので一般住宅っぽいところを探しているんですよね(勿論住み込みも想定して)。

ちなみに「工場」や「会社」として買うとなると色々面倒そうですが、「セカンドハウス」としてであれば普通の家と同様、税金は安く済むようです。てっきり住民票を移さないと駄目だと思っていましたが、全然そういう事は必要ないそうです。その辺の事に関しては以下のサイトが判り易かったです。

別荘を持つと、どんなお金がかかるの?

この方の場合、自宅からの交通費も含めて年間の固定経費が60万円くらい掛かるとの事ですが、私の場合今の工場の一~二か月分の経費なので全く問題ありません。

そうなんです、家賃さえ無ければ・・・。

 

この方のブログで他に面白い記事があったのでそちらも紹介します。

物件価格150万円!? 格安別荘は屋根に要注意

この記事でも紹介されている通り、別荘=セカンドハウスはもはや特別な物では無くなっているようです。バブルの頃に作った物件が今や重荷でしかなくなっているようで、確かに趣味としてだけだと手は出せませんが、そこでお金を生む事が出来れば(仕事が出来れば)誰にでもチャンスはあるのでは、と考えてます。都内で車庫まで借りているなら車の維持費より安いのではと・・・。

通勤は熱海を例にすると片道2時間くらいで、これが毎日となると苦痛でしかありませんが、私の場合行ったら帰って来ないつもりなので問題ありません(笑)。通勤ラッシュ時に行く必要も無いので新幹線では無く東海道線でゆったり片道¥2,000で行けるので、一か月4往復として¥16,000の通勤費なら十分安いです。

来年のオリンピックは本当にやるのかやらないのか判りませんが、どちらにしてもその時期を過ぎればさらにこういった物件は値下がりしていくでしょうし、そもそも人口が減少していくので空き家はどんどん増えるでしょうから、もし本当にそういった機会があったらチャレンジできるよう、準備だけでもしている訳です。

茶工場付き、敷地面積2500㎡でこの値段とかヤバイです(笑)。

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