先日に引き続き、夏季休暇(秋季休暇)で行って来た京都~奈良の紹介となります。恐竜に見送られての出発は朝からテンションが上がります(笑)。
二日目は週末土曜日という事もあり、バス停に着いた7時頃には既に行列が出来ていました。もう少し遅くなっていたらどうなっていたんでしょう・・・(と言うか地元民にすれば観光客は相当鬱陶しいでしょうね。本当にすいません・・・)。
ただやはりまだコロナ禍の影響は残っている感じで、恐らく京都で一番人気の清水寺周辺はまだ人もまばらでした。
ただインスタとかTwitterで流れて来る画像程に鮮やかになっているという訳では無く、まあこれがむしろ普通なんですよね。一度画像加工ソフト(Photoshop Lightroom)を使ってしまうと、加工した画像は見れば判ってしまう訳で、それを参考にして実際行って見ると「思ったよりそうでも無い・・・」なんて残念に思ってしまう事もしばしばです。
清水寺で私的に面白かったのは、床板の節の固い所だけが高く残っていたり、
建物の構造を見るのがとても面白かったです。よく重機を使わずこんな物が出来たと感心してしまいます。
自然の樹をそのまま使ったツリーハウスとかも良いですが、こういうカチッとしたのも堪らないですね。
板の裏に何か書いてあったりも見えます。修復の際に寄贈した方々の名前とかでしょうか。
日が高くなるにつれて徐々に人も増えて来ました。これで外国人観光客も居たら到底ゆっくりは見れないだろうなぁ、と。
ここの庭園は枯山水と樹々との組み合わせがとても素敵です。季節や時代によって変えたりもするのでしょうか。
紅葉した樹々と苔との配色もとても良い感じで、ただきっと苔も単に放置している訳では無く、しっかり管理してこれが維持されているんだろうなぁと、つい裏方の作業を想像してしまいます。まあ塗装と同じですね。
そういえば今回の旅行は珍しく天候に恵まれたのが良かったです。今年の初夏に行った上高地は一日中雨の中を合羽を着て歩きましたので・・・(まあそれはそれで好きだったりしますが)。
こちらがかの大政奉還が表明された大広間がある二の丸御殿です。今読んでいる司馬遼太郎氏著の「坂の上の雲」でようやくその辺の時代背景が判り、一度は来てみたかった場所ですね。聖地巡礼みたいな感じでしょうか。
後藤象二郎氏もここを通ったのか・・・と感慨深くなります(違うかも知れませんが)。
ちなみに中は撮影不可で、ただその方が諦めもついてゆっくり見れたのは良かったと思います。記憶はしたので、後でまた復習したいですね。
それにしてもあのカーブとエッジを石積みで表現するとかヤバ過ぎです・・・。
建造物を修復している途中の写真なども展示されていました。NHKだか何かの番組で見たような気がしますが、違う場所かもですね。
その後は金閣寺に行こうかと思ったのですが、ちょっと遠かったのでこちらの京都御苑に行く事にしました。
残念ながら時間切れで御所には入れず・・・。
全く調べて来なかったのですが、ウェブサイトを見てみると夜間のライトアップが催されているとの事で訪れる事にしました。公式ウェブサイトがテクノポップみたいになっていて、これは何か間違えてしまったのでは・・・?と思いましたが、意外にも入口には行列が出来ていて、中に入るのに30分くらい並びました。
うろうろしていると、この山門に上がらせてくれるイベントをやっていたらしく、列に並ぶことに。
鎌倉のどこかのお寺で芸能人が山門に上がっているのをテレビ番組で観た事がありますが、まさか一般人がそれを体験できると思っていなかったので、テンション上がりまくりです。
上は青くライトアップされていてまるでサイバーパンク状態です(笑)。
なんと長さ50メートルもある書が展示されていました!これは凄い・・・。
てっきり何かの宗教的儀式かと思うような感じでしたが(笑)、こういうのはとても面白かったです。丁度書道のマンガ(とめはねっ! 鈴里高校書道部)を読んでいたのと重なったのも良かったですかね(漫画ですがかなり勉強になりました)。
この後は夕飯を食べに花見小路に行ったのですが、コロナ禍の制限が明けての週末だったからか人の数が非常に多く、それらに対応しきれなくなった各店舗は早々に看板を下ろしてしまっていて、夕食にありつけるまでには相当時間が掛かってしまいました。ちゃんと事前にチェックして予約しておけば良かったですね。
三日目は奈良の方に、十円玉で有名な平等院に行ってきました。また後日改めて紹介しようと思います。