いつもの業者さんからご依頼を頂いておりますランサーエボリューション用ブレンボキャリパー一式です。
元々は赤かったキャリパーですが、新品時に塗られている塗膜は焼付系の為か褪色し易く、
また赤を塗ってから白のロゴ入れ→クリアーコートをするまでに熱を入れ過ぎ、または長く時間を空けすぎていると思われ、それぞれの塗膜層で剥離が起きてしまっています(層間剥離)。新品のキャリパーでも一旦全ての塗膜を剥がすのはこういう事が理由な訳ですね。
ちなみにこちらのショップさんからのご依頼で、これまで当店で塗装したキャリパーが何かしらトラブルを起こした事が無いかと聞いたところ、サーキット走行で使用しても全く問題無いとのお言葉を頂戴しています。
と言う訳で、いつものブレーキ屋さんにてサンドブラストを行って貰い戻って来ました。
昔のようにブレーキ屋さんの下請けメインでやっていた時はこのまま塗装工程に入っていたのですが、
その後間借りしていた知り合いの工場から今の場所に引っ越し、下請け的では無く当店で直接オーナー様や業者さんからご依頼を請けるスタイルになってからはそのままの状態では塗装せず、表面の研磨や、
下地作りの為の塗装(プライマー~サーフェサー)も行うようにしています(こちらは任意で有料)。
今回のようなブレンボキャリパーの場合はサフェを塗るのは部分的ですが、先日業者様からのご依頼で行ったレクサスLX600の純正キャリパーは全体が激しく凸凹とした鋳鉄の梨地で、これを「平滑の艶ありに」とのご希望だった為、一般的なエアーツールだけでは細かい所は削れず、普段は使わないリューター等を使っての研磨~下地作りとなりました。作業時間もブレンボキャリパーの数倍となったため費用もこれまでではあり得ない額(通常の5倍位)となりました。尚そちらは下請け的な作業だったのでブログ等での紹介はしておりません。ご了承くださいませ。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。今回は日産スカイラインR35の「ダークメタルグレー」(カラーコード:KAD)の艶消し仕上げで承っています。どうぞもう少々お待ちくださいませ!