BMWショックケース 下地処理

bmw37 ショックケースの方は傷や錆も色々あったのでそれらの処理をしておきます。平面はダブルアクションサンダーで削っておき、最後にサンドブラストを掛けてイビツな箇所も処理します。

bmw38特に底の部分には錆がビッシリ出ていましたので集中的にブラストを掛けて削り落としておきます。反対側は見た目的にそうでもなかったのですが、やはりと言うか同じように塗膜の下で繁殖していました。

bmw39サンドブラスト処理後、全体を綺麗に清掃~脱脂をしたらプライマーを塗布し、続けて2液ウレタンサフェーサーを塗布します。部品自体は普段は見えない箇所に付くものですからこの場合のサフェーサーは「見た目」よりかは防錆の為の使い方で、シンナーで希釈して肌を荒らさない程度に薄膜で4コートくらい塗っておきます。完全硬化したら軽く研いで済むような塗り方ですかね。塗りこんできついラウンド(肌の凸凹)が出来てしまうと研ぎの作業が大変になってしまいますので。

今回ご要望頂いている色としては、このショックケースはビルシュタインのイエローで、バネは同じくビルシュタインの水色ですから見た目的にも中々面白い色の組み合わせになりそうです。

ちなみに色の見本となるショック&スプリングはブレーキ屋さんが持っていたのでそれを見本にして色を作成します。何だか丁度良かったですね。

それではまた作業進行しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!