先日充填しておいた第一段階目としてのエポキシ接着剤(3Mオフホワイト)が完全硬化したので第二段階目を行います。今回はいつものパネルボンドですね。同じくエポキシ系ですがこちらの方が粘度が高いので盛り易いのです。
ステンレス製のスポーク部分は塗らないのでマスキングをするのですが、普通にマスキングテープを貼るだけだと綺麗に仕上げられそうも無いので径を測ってマスキングシートを作る事にしました。「わざわざこれの為に」と思いそうですが、データさえ作っておけば本塗りの時に使う物も簡単に作れますので実際はこの方が効率が良いです。また同じ御依頼があるかも知れませんし(無いですね・・・苦笑)。
接着剤はマスキングの上にも乗っかるので完全に硬化してしまうと剥がせなくなってしまいますから、多少固まったくらいの時に全部剥がしておきます。
まだこの状態では全然綺麗ではありませんが、ここまでが「強度」の為の修正で、ここからが「美観」の作業になります。ポリパテでは全く強度がありませんので(全くありません)こういった割れに埋め込んでも意味が無いのです。また最初から粘度の高い(固い)接着剤だとヒビ割れの奥まで届いてくれない恐れがあるので最初はシャブい(=粘度の低い)接着剤を使ったのです。実際に意味があるかどうかは判りませんが(本当は真空引きしてからの注入がベストかと)、何も考え無いでやるよりかは良いと思いますので・・・。
この後は同じ様にマスキングシートを貼ってスポークを傷つけないようにしてエポキシをサンディング、そしてポリパテでライン出し→プライマー&サフェーサー塗布、といった感じです。本塗りまではまだもう少し時間が掛かりそうですね。せめてお盆前には何とか・・・(大丈夫だと思います)。