BMWボンネットエンブレム 下地処理

bmw149 先日塗っておいたクリアーが完全硬化したので表面を研ぎます。このサイズになるとかなり小さい当て板が必要ですが、こういった場合は磨きの時に使う小さな砥石があるのでそれに#800のペーパーを当てて水研ぎします。模様は研いだ跡で、研ぎのやり方は無造作に行う訳では無くこんな感じでネチネチとやります。自分が今どこを研いでいるのかちゃんと感じながらやらないとラインが出ないどころか下地が出てしまいますので・・・。

bmw150周りに貼っておいたマスキングテープを剥がしてよく清掃したら研ぎ作業完了です。といってもこの段階ではまだフラットでは無く溝の部分は凹んだままです。次の段階で黒い部分を塗装したらまたクリアーを塗って研ぎますからさらに段差は埋まり、その後も繰り返して徐々に溝の凹みをフラットに仕上げます。「一度に埋めてしまえば楽なんじゃ?」も判りますがその場合はウレタン系では無くポリエステルかエポキシを使う必要があり(多分)、ただどちらも紫外線による黄ばみ(と直接アルミ素地に塗ったクリアーの密着性)が懸念されるので、だったらという事で最後まで耐候性の良いウレタンのみでいこうかと思った次第です。ただしこれを一度に厚塗りするのはナンセンスですので(元々「美観用」であって厚塗り用ではありませんから)、「塗装→完全硬化→研ぎ」を数回に分けて塗ろう、という事です。どの道色数も3色ありますからそれぞれ分けて塗った方が綺麗に仕上げられると思いますし(ストレスの度合いが違います)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。ジワジワ進んでいきます。