BMW GS パリダカフェーエルタンク 下地処理

bmwgs メインのカラーであるオレンジについてはまだ出来ていないのですが、一応方向は決まったので下地処理を先にやっておきます。このままじゃ何も出来ませんからね。

素材はPA(ポリアミド)なる樹脂で、所謂「ナイロン」です。耐油性に優れているのでこういったガソリンタンクなどに使われたりします。何にしても塗装する素材としては厄介な部類ですかね。下地作業的にはPP(ポリプロピレン)と同じ様なやり方です。最初に全体の素地を荒らす為に#240のダブルアクションサンダーを掛けます。

bmwgs1ダブルアクションサンダーで処理したままだと毛羽立ちが強いのと、それだと目(傷)が粗すぎるというか足付け処理としては少し足り無いところがあるので、さらに表面に細かい傷を付けて親水性を高める為にスコッチ(研磨粒子が塗布された不織布)とウォッシュコンパウンドで全体を擦ります。

bmwgs2ネジ穴に溜まった水をエアーブローで履き出し、全体を拭いてよく乾燥させておきます。ナイロンの特徴として「吸水性」といった事があるので今日はここまでで、プライマー&サフェーサーは後日塗る事とします。

ちなみにサフェーサーは吊るして塗る予定ですが、本塗り時は塗り分けやロゴ入れなどがあるのでフェーエルタンクの固定方法はこの状態で行う予定ですので、台についてはちょっと工夫しなければ・・・と言うか専用で作らなければならないかも知れません。とにかくビックリする程のサイズですから(体積は普通のタンクの4倍くらいあるかと・・・苦)、良い位置に合わせた状態でしっかりと固定出来ないと怖いですからね。

それではまた作業進行しましたら紹介さえて頂きます。もう暫くお待ち下さいませ!