BMWカーボン製パニアケース蓋 下準備

bmw45先日エポキシプライマーサフェーサーを塗布しておいたBMW R1200RTに装着予定の社外品薄型カーボン製パニアケース蓋です。この後熱を掛けて完全硬化させたら全体を#240のダブルアクションサンダーでサンディング(足付け処理)をします。

standox6 今回ポリパテとして使うのはこちらのスタンドックススプレーフィラーで、所謂「スプレーパテ」と呼ばれる物です。通常ヘラ付けで行うポリエステルパテを今回はスプレーで塗ってしまおう!と言う算段です。

局所的に激しく凹んでいた部分には既に軽量エポキシパテで処理してあるので、後は全体の基準となるラインを嵩上げしたいんですよね。ヘラで塗っていては埒が明かないと言う感じです(それくらいボコボコなのでして・・・)。

bmw50見た目はサフェーサーに似ていますがそもそも樹脂が全くの別物で、充填される膜厚も桁違いです。通常使うスプレーガンが1.0mm~1.5mmですが、場合によっては2.5mmくらいの口径で塗ったりします(スプレーパテ用のSATAは以前間借りしていた工場に置いたままでした・・・)。ちなみに今回はシンナーで希釈してIWATA1.5mmで塗っています。

スプレーパテの良いところは、塗って艶が出た時に低いところを確認して、そこだけ局所的にたっぷり盛る!みたいな事が出来る事です。ヘラ付けのパテでは塗りながら見た目でどこが低いとかは判りませんし、そんな微妙に盛る事は出来ませんので。ちなみに使った量は600ccで、8コート塗りました。

上手くいけば次はウレタンサフェーサーとなり、ようやくいつも通りの作業になりそうです。どうぞもう少々お待ち下さいませ!