旧塗膜を剥離し、先週プライマー&サフェーサーを塗布しておいたMカラーのBMWヘッドカバーです。早速サフェーサーを研いでおきました。画像はサフェーサーを塗り終わった直後の物です。
サージタンクの方は比較的平面が多く、また旧塗膜も残してありますのでそこまで大変ではありません(しかし慣れていないとかなり大変だとは思いますが・・・)。
最後は水研ぎ#600→#800でペーパー目を均し、凸文字部を#120→#180→#240で面研します。
ここは本塗り時にまた一旦塗り潰してしまい、再度クリアーを塗る前に面研します。その時は#240→#320→#400~といった感じです。
そして鬼門のヘッドカバーです。当て板が入るような形状ではありませんが、何も当てないで研ぐと指の痕となって局所的に掘れてしまうので、全ての面で何かしら硬い物を当ててペーパーを掛けます。
相当大変だと覚悟はしていたので一度で終わらせようとはせず、こちらは#320の空研ぎで一旦終了としました。
またこのまま本塗りに行くにはリスクが大きいので、まずは一旦この状態で白の下塗り(1コートソリッド=STANDOX2Kエナメル)を行います。これは以前LOOKのカーボンフレームで行なったクリアー下塗りと同じ方法で、手間は増えてしまいますが、艶が出る事で全体のラインが確認出来る事と、ペーパー目の取りこぼしの防止にもなるので非常に気に入ってます。
尚その他の作業状況としては、インプレッサのテールランプを近々作業着手予定となります。
他には結晶塗装やブレーキキャリパー、内装パーツなど、最近は業者様からの塗装依頼が異様に多くなっています。もしかしてこれはボーナス効果と言うものなのでしょうか(うちのお客様は余り関係無さそうですが・・・)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!