BMWフューエルキャップ サフェ入れ

bmw297 先日デカールの作成までを終えていたBMWのフューエルキャップです。今回新たに文字を入れる箇所にはBMWの刻印があって、今回それが邪魔になってしまうのでこちらを平滑に仕上げます。

一般的にはここにパテを埋め込んだりしますが、それをすると後で必ずこの跡が出て来ます。

これを止めるには同じ樹脂を溶かして一体化させるか、或いは今回のようにサンダーで彫刻された根の部分まで削り落とします。

bmw298 その後削り落として足りなくなった部分にパテを充填します。樹脂の素材は記載が無いので判らないのですが、触れてみた感色としてはPP(ポリプロピレン)かPA(ポリアミド)のどちらかだと思われます。

これらの樹脂は塗料と同じくパテの密着性も悪いのでプラスチックプライマーを塗りますが、念の為その前に火炎処理も行なっておきます。

ちなみに今使っているポリパテはプラスチックプライマーも必要無いタイプで、ただ私的にそういうのは鵜呑みにしないようにしているので作業工程は普通通りきっちり行なっておきます。

bmw299 鍵を塞ぐ穴の部分はペーパーが入り難いのでいつものようにナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行なっています。

再び全体を火炎処理をしてプラスチックプライマーを塗り、続けてサフェーサーを塗布します。

bmw322ザラザラしていて判りませんでしたが、こちらもかなり凸凹とした成型になっているのでサフェーサーはタップリ塗って後に行う研磨作業で平らにしておきます。その前には勿論熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させておきます。

bmw249念の為ですが、完成イメージはこんな感じになる予定です。中央のロゴと各文字は塗装で行なうには細か過ぎる(細すぎる)ので今回は全てデカールを作成して対応します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!