先日までにクリアーの下塗りを行い、全体の研ぎ~足付け処理&各部タッチペンを行っていたTIMEのカーボンフレームとフォークです。
本塗り同様に脱脂処理を終え、下に綺麗な紙を敷いてマスキング開始です。
今回のマスキングは技術力と言うよりかは忍耐力のような感じで、とにかく境界線ピッタリにマスキングテープを貼っていきます。
角のラインは一度に貼ろうとはせず、二回に分けて貼る事でピッタリの角度で貼る事が出来ます。
通常は面倒な方から始めるのが基本ですが、今回は肩慣らし的に先にフォークを終わらせ、こちらは一旦保管室に寝かします。
とにかく時間は掛かりますが、本塗りのように一発勝負と言う訳では無いので作業的にはそんなに難しくはありません。
テープが重なり合う個所には若干の隙間が出来るので(目では殆ど見えませんが)、テープを貼る際には極力引っ張らないよう置いていくような感じで、そして最後に爪でしっかり押さえつけてあげます。
被塗面は後にまだ脱脂処理をしますが、現状既に足付け処理は済んでいますので、極力素手で触らないようにしています。実はそれが一番ストレスかもしれません。
フォークの方は前日に行っていて、フレームは結局一日掛かりの作業となりました。気が付くと辺りは真っ暗になっていたりと(笑)。
次は場所を工場一階に戻し、全体を養生紙でマスキングをしたらロゴ部分の塗装~全体のクリアー塗装となります。
どうぞもう少々お待ちくださいませ!