マツダフューエルキャップ塗装 完成

mazda50 大変お待たせしました!マツダフューエルキャップの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介致しますね。

mazda37元々は未塗装のプラスチック部品で、表面はザラザラとした梨地の状態だった物をサフェーサーで下地を作ってから塗装しています。

mazda51 ロゴは塗装で対応する為に多少変更していますが、基本的には元のデザインに近くしてあります。

mazda52 最初のご依頼では「間違えて家族がガソリンを入れてしまうと困るので」と言う事で市販のベロの様な物を購入されたようなのですが、それを取り付けるのはどうかと言う事でこちらのキャップ自体を軽油のイメージカラーでもあるグリーンに塗装しました。

mazda54 ただ単に塗るだけだと素地のザラザラが残って余計に汚く見えるので、下地処理を行って「艶々の仕上りに」と言うご依頼となりました。

mazda56 脱落防止のリングは取り外せないのでマスキングで対応しています。取り付ける時には間に工具などを挿し込んで無理やり入れている跡(傷)があるのですが、塗装後にさすがにそれは出来ませんので・・・。

mazda55 ロゴは塗装で入れていますが、内容が判らなければまさかこれを手作業で再現しているとは判らないと思います。

mazda57塗膜の艶を維持するには極力触らないのが一番なのですが、こういった物はそうもいきませんので、その場合は極力動かさない(擦らない)のが傷を付けない方法となります。

人の手やホコリ、ウエスなどは思った以上に硬い物質が含まれていて(砂埃はガラスや石・金属が細かくなった物と考えると宜しいかと存じます)、それを擦ると見えない傷が徐々に増えていって艶が損なわれて見えてしまうのです。

かといって保護シールを貼るのは塗膜本来の艶を見れなく本末転倒で、傷を増やさないコツとしては、塗装面をグッと掴んで(抑えて)接触面は極力動かさず必要最小限の動作で済ますのが宜しいのでは、と思います。まあそこまで気にすると疲れるので塗装屋さんは洗車が嫌いになってしまうんですけどね(日常生活でも気にしてしまうとノイローゼになってっしまいますよ・・・)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!