レンズには深い傷もあったのでそういった個所は#320→#400の空研ぎで削り落とし、その後は布製の研磨副資材(アシレックススカイ→レモン→オレンジ)でペーパー傷の目消しを行っています。
スモークの濃度については黒くならない程度にと言う事で、以前施工したテールランプの濃さを参考に「極薄目と薄目の中間」として調整します。
スモーク濃度が決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。大変お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で、今回のレンズ系塗装のターンでは全てこちらのクリアーを使用しています。
「極薄目と薄目の中間」のスモーク濃度は、言われなければ塗装したとは思えない程度の濃さとなっています。
薄いスモークでもキャンディー塗装特有のコントラストが強調される事により、純正には無い色の深みを感じられるようになるかと思います。
今回のテールランプは周りに黒いフチがあるタイプで、場所によってはピッタリくっ付いているので、塗装後すぐにマスキングテープを剥がしてクリアーが馴染むようにします。
この後一晩自然乾燥させ、塗膜中の溶剤分をゆっくり抜いてあげたら後日60℃40分程の熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!