日産レパードVG30インマニ等結晶塗装 凸部研磨

 先日本塗りを終えていた日産レパードのVG30インマニ(コレクトケース)のカバーです。全4部品を二度焼きし、こちらの凸部を研磨して光らせます。

 凸部天面は元々塗装がされていない為、他の部分に比べると腐食が発生し易く、再塗装の際にはそれも削り落とします。最初から手研ぎだとキリがないので(浸食された底まで削らなければならないので)、まずはダブルアクションダンサーを使って#80→#120で粗研ぎをします。

 その後は当て板を使った手研ぎで、#120から始めて#180→#240→#320→#400→#500→#800まで行います。パテを削る場合とは違って、ちょっとした傷でも力を入れれば取れるという訳では無い為、基本的には毎回新品を使います(極小範囲であれば使い古したペーパーの生きたところを使えます)。

最後によくエアーブローし、露出したアルミ素地の腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗っておきます。クリアーは通常の2液ウレタンなので、この後60℃40分程の熱を掛けて再び強制乾燥~完全硬化させます(ただしこれ単体だと非効率&採算が合わない為、他の何かと一緒に熱を入れさせて貰います)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。来週半ばには完成出来る予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!