ロボット「Robi」&「Q-Bo」黒系パーツ 本塗り

先日下準備を行っていたディアゴスティーニ社製のロボット「Robi」の外装パーツ一式の内の「黒系パーツ」です。

 黒系パーツは全部で22個となります。

 ギアーが入る穴はマスキングをしておきます。

 全体を良くエアーブローしたらプラスチックプライマーを塗布します。

続けてベースコート(黒)を塗ります。

塗装屋さんなら判ると思うのですが、ABS樹脂は溶剤に弱い物もあって、ベースコートをウェットに塗り込むと素材の表面が溶剤に侵され、ペーパー傷が広がって目立つようになったり、成型時の模様(ムラ)が生じたりします。この場合はベースコートだけでは綺麗に仕上りませんので、クリアーの塗装が必要となります。自動車部品のABSだと結構大丈夫なのですが、パソコン部品のABSパーツは弱いように見受けられます。

尚、淡い色のメタリック(シルバー)だとクリアーを塗ってもそれが残ってしまう(見えてしまう)事がありますが、ソリッドカラーであればこれくらいなら大丈夫です。メタリックの場合もドライコートで塗れば抑えられたりするので、磨き前提で(ドライコートだと艶引けするので)控えめに塗って対応したりします。

そして艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。

 いつもの艶あり仕上げよりは控えめにしますが、同じように2コートで塗り重ねます(1コートだけで終らせるとダマやムラが出ます)。

 その後一時間くらい経つとしっかりと艶が消えてくれています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!