メルセデスベンツSL1/43ミニカー 本塗り

 先日下準備をしておいたMercedes-Benz Collection】のメルセデスベンツSL1:43 のミニカーです。

良く脱脂し、本塗り開始です。

 色はメルセデス純正色のオブシディアンブラック(カラーコード:197)となります。

 ベースコートの塗装には、SATAのエアーブラシ口径0.5mmを使っています。

 ドアミラーと、

 こちらはリヤバンパーロアパネルですね。元の青い部分は全て塗装します。

 ベースコート塗装後、工場二階のいつもの明るいデスクに移動します。こういった細かい作業は一階では難しく、後付けしたアームライトが予想以上に活躍してくれています。

 ブツ切りマスキングでしかもサイズが小さい為、クリアーを塗る前に一旦際のマスキングを剥がします。

 色(ベースコート)が綺麗に塗れているか確認し、

 少しだけ位置をずらして(0.1mmくらい)再びマスキングを貼り直します。

 そしてボディです。こちらはスリーポインテッドスターのエンブレムバッジがクリアー下に貼られていたので、同じように元に戻します。

剥がしたエンブレムには多少糊が残っていましたが、クリアーを塗ってそれが剥がれたら取り返しがつかない事になるので、固定には透明なエポキシ接着剤を使います。

 点付けで、最初に剥がしたボンネットバッジを貼り付けます。ポッチよりもエンブレムの方がサイズが大きい為、隙間をエポキシ接着剤で充填するようにしています。

 そしてリヤ側です。

 同じ様に透明エポキシ接着剤をつまようじで点付けし、エンブレムを貼り付けます。接着剤は5分硬化タイプですが、1時間くらい寝かしておきます。

 そして再び一階に戻り、エアーブロー&タッククロスでホコリを飛ばします。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーもベースコートと同じく、SATAのエアーブラシ0.5mm口径を使いました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

 スリーポインテッドスターのエンブレムも良い感じになっているかと思います。

 トランクバッジも無事です。

 ルーフサイドパネルは元々の肌が悪かったのでしっかりクリアーを塗り込んでおきました。また二回目のクリアー塗装後、直ぐに際のマスキングテープを剥がして段差が馴染むようにしています。

 リヤバンパーロアもバツ切りのマスキングテープを剥がしておきます。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。組み付け作業があるので少し長めに寝かします。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね(組み付け作業は社外記で紹介するかも知れません)。どうぞもう少々お待ちくださいませ!