メルセデスベンツAクラス アウターハンドル塗装承ってます

 先日到着しておりましたメルセデス・ベンツAクラスのアウターハンドル一式です。こちらのオーナー様は以前のpro-fit(自動車板金塗装)で車体の塗装をご依頼頂いた方で、また当時としては珍しい小物=ひょうたんの塗装をご依頼頂いた会社の方でもあります。この度も当店をご贔屓頂き有難う御座います!

 ご依頼内容としてはメッキ部分はそのままに、塗装された部分をボディ同色の「カルサイトホワイト」(カラーコード:650)で、またクリアーはメルセデスベンツ承認のVOCプラチナクリアーをご指定頂きました。先日三菱アウトランダーのフロントグリルに使用した傷のつき難いクリアーですね。尚VOCプラチナクリアーは垂らすと磨き処理が出来ない為(塗り直しが必至です)、対応出来る物は限られておりますのでご了承下さいませ(またさらなる割増費用も必要となります)。

 メッキ部分はトルクスのネジで止まっているので、

 これらを外すと簡単に取れてくれます。

 こちらは嵌め込みなので、隙間からヘラを差し込んでクイッと引き起こすと外れてくれます。無理に曲げるとメッキが割れるのでご注意下さい。

 それにしても既存の塗膜の肌が凄いです。今時「ゆず肌」とか言葉すら使う機会がありませんが、これで出せるのですから羨ましい限りです。

メッキ部分は無事取れましたので、合計8個の塗装となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

参考までに、以前ご依頼頂いたひょうたんの画像も紹介しますね。

当時は塗装と言えば車体か自動車部品しか知らなかったのですが、オーナー様のご職業であるパッケージデザインのお仕事の一環で、こちらのひょうたんを塗らせて頂く機会を頂きました。

これが信じられないくらい大変だったのですが(笑)、この時「車以外にも塗装の需要はあるのかも・・・」と思い、その後今の小物塗装に至ったという訳です。

画像はラインを出す為に削り過ぎてひょうたんに穴が開いてしまい、この後穴埋めと強度保持の為に中をポリエステル樹脂で内側を固めると言う、今の仕事の原点みたいな事をやっていたりします(苦)。