メルセデスGクラスリヤスムージングバッチ サフェ入れ

先日お預かりしておりましたメルセデスGクラス(W463)のリヤゲート用スムージングバッヂです。

裏側の両面テープはそのまま残す為、無用に塗料が着かないようマスキングをしておきます。

表側をダブルアクションサンダーで削ると、元々塗ってあったプライマーサーフェサーは余りよく密着していないのが判ります(中央は爪で擦ってサフェが削れたところです)。

表面に傷が見えていた物は、サフェを削ってみると深いヘラーライン状の研磨痕があるのが判ります。

それらをある程度削って均した後、ボール紙の芯棒に固定し、

よく脱脂清掃します。塗膜はフチから裏に周り込むところまで削ってあります。

まずはプライマーを塗布します。金属と密着させる為の塗料ですね。

続けてサーフェサーを塗布します。こちらは主に「充填」する為の塗料なのでしっかり5コート程塗り込んでおきます(ただし一度に厚く塗るとブリスター等のトラブルを発生する為、コート間は5分~10分程のフラッシュオフタイムを設けます)。

サフェが固まる前に、両面テープのフチに貼ったマスキングテープを剥がしておきます。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!