フェラーリ488リモコンキーカバー サフェ入れ

先日お預かりしておりましたフェラーリ488ビスタのリモコンキーカバー(表側のみ)です。ぱっと見は綺麗に見えますが、「r」と「a」の間の下くらいのプレスライン上に傷があるので、これを均します。

手研ぎだとそこだけ凹んでしまうので、固い当て板(砥石)を使って全体を均すようにして傷部分を削っていきます。

その後ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って細部の足付け処理を行います。

プレスラインの頂点にサフェが乗るような感じでマスキングを行います。

マスキングテープをピッタリ貼るとそこで激しい段差が出来てしまうので、テープの端を少し折り込んだ状態にし、スプレーガンから出るエアーでヒラヒラと浮くようにしてあります。所謂プレスラインぼかしですね。

素地が露出した箇所にプラスチックプライマーを塗り、続けてサーフェサーを塗布します。

最初の3コートはマスキングテープが貼ってあるままサフェを塗り、最後の1コートはそれを剥がしブツ切り部分を覆うように塗っておきます。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!