ナンバーベース 本塗り

先日スバルエンブレムと一緒にお預かりしておりましたCARMATEのナンバーベースです。丁度白系の塗装があったので一緒に塗るようにしました。

梨地という程のザラザラでは無いのですが、念のため目立つ上面のみ#600~#800で研磨しておきます。

その後#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で全体を足付け処理し、台にセットします。

よく脱脂清掃したらエアーブローを行って埃を飛ばし、プラスチックプライマーを塗布します。

続けてベースコート=スバルインプレッサSTIスポーツの「セラミックホワイト」(カラーコード:M6Y)を塗布します。

白をベースに、レッドオキサイドと青が入った若干グレー味のあるホワイトとなります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

こちらは色の比較で、左手前にあるのがSTANDOX原色の白=MIX570そのままで、それに比べるとクロっぽいのが判ると思います。ただし黒は入っていなく、赤茶色と黄色味の青=補色(反対色)を混ぜてグレー味を出すという色表現になっています。

こういったそれぞれの色の関係性を判り易くしたのが色相環で、それを普段から身近に置いておこうと思って作ったのが色相環キーホルダーな訳ですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

一緒に御依頼頂いているスバルエンブレムも作業進行していますので、そちらが完成次第一緒に紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!