スバルエンブレム&ナンバーベース塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバルエンブレムのアクリルプレートと、後日別のターンで塗っておいたメッキ枠です。

元々貼ってあった両面テープは再利用が出来ないので、それと同じ形状にカットした両面テープを貼り直しておきました。

そして先日塗り終わっていたナンバーベースと共に完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

ナンバーベースは元々未塗装の黒い樹脂素地だった物に、

スバルインプレッサSTIスポーツの「セラミックホワイト」(カラーコード:M6Y)で塗装を施しています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

そしてエンブレムです。

アクリルプレートの背面はそのままに、

表からスモーク塗装を施しました。

メッキの枠はそのまま上塗りを行っても密着しない為(経年や飛び石で簡単に剥がれてしまう為)、

メッキ素地用の下地処理を行ってから艶あり黒の塗装を施しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは全て高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

アクリルプレートはそのまま上塗りを行うと思わぬトラブルが生じる為、一旦クリアーで下塗りをしてから本塗りを行っています。

メッキ素地への塗装も、密着剤(スプレー糊のような物)を使えば至極簡単に上塗りを終えられるのですが、

無用に飛び石傷が付いたり、高圧洗浄機を当てたら塗膜がバリっと吹き飛んだり、ガムテープを貼って剥がしたら塗膜も一緒に持っていかれたり、経年でペリペリと剥がれてしまう恐れがあるので、とても手間が掛かっていますが素地調整~下地処理を行ってからの上塗りとしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ナンバーベース 本塗り

先日スバルエンブレムと一緒にお預かりしておりましたCARMATEのナンバーベースです。丁度白系の塗装があったので一緒に塗るようにしました。

梨地という程のザラザラでは無いのですが、念のため目立つ上面のみ#600~#800で研磨しておきます。

その後#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で全体を足付け処理し、台にセットします。

よく脱脂清掃したらエアーブローを行って埃を飛ばし、プラスチックプライマーを塗布します。

続けてベースコート=スバルインプレッサSTIスポーツの「セラミックホワイト」(カラーコード:M6Y)を塗布します。

白をベースに、レッドオキサイドと青が入った若干グレー味のあるホワイトとなります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

こちらは色の比較で、左手前にあるのがSTANDOX原色の白=MIX570そのままで、それに比べるとクロっぽいのが判ると思います。ただし黒は入っていなく、赤茶色と黄色味の青=補色(反対色)を混ぜてグレー味を出すという色表現になっています。

こういったそれぞれの色の関係性を判り易くしたのが色相環で、それを普段から身近に置いておこうと思って作ったのが色相環キーホルダーな訳ですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

一緒に御依頼頂いているスバルエンブレムも作業進行していますので、そちらが完成次第一緒に紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!