フェラーリリモコンキー 下準備

先日サーフェサーを塗っておいたフェラーリリモコンキーのカバーパネルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

#600の水研ぎでライン出しを行い、

#800で均し、#1500でペーパー傷の目消しを行います。ペーパーが当たり難い凹んだ箇所等はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで研磨足付け処理を行います。

今回は傷つき防止リングの制作も承っていますので、ステンレスパイプを用意しました。

外径は5mmで、最初に購入した厚み0.5mmの物(奥)は間違いで、その後手前の厚み0.2mmを買い直しました。

使用するのはこちらのフレアリングなるツールで、

主にエアコンの配管やブレーキパイプのジョイント部分を加工する為の工具です。

ステンレスパイプの端をこの様に広げたら、

バンドソーでその部分をカットし、

サンダーで断面を均します。

フレアーの広がり具合は力加減で変わるので、カバーパネルの穴にピッタリ着く物を一度で作るのは難しく、何個か作って中から合う物を見つけ、その後それをペーパーで均して仕上げていきます。

尚、傷付き防止リングの制作はそれ単体では受け付けておりませんのでご了承くださいませ(あくまでも塗装の御依頼の付帯作業となります)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!