ムーブヘッドカバー&インマニ 凸文字下準備

先日に引き続き、ダイハツムーブのヘッドカバーとインマニの下準備となります。尚、どちらもアルカリ洗浄槽で清掃済みとなります。

インマニの方には深い傷があったので、

シングルサンダー#120→ダブルアクションサンダー #120→#180で均しておきました。

同じ様に、ヘッドカバーの凸部を削った箇所もダブルアクションサンダーで均しておきます。

インマニはサンドブラスト(軽め)も承っていますので、各部をマスキングし、ブラストボックスの中に入れ、

サンドブラストを行いました。

ちなみに当店でおこなっているサンドブラストは軽めの吸い上げ式のみで、腐食が激しかったり、再発の可能性が高いマグネシウム合金の場合はそれ専門の会社に外部委託するようにしています。この場合そもそもの費用が高い事と往復の送料が掛かるので、大体倍くらいの金額となります。

カットして貰ったアルミ板はバリがあるので、

 

当て板に貼った#120のペーパーで擦ってそれを取りつつ、足付け処理としています。

ただ切り文字の断面にペーパーを当てるのは難しい(とても面倒)なので、この場合はリン酸を使った化成処理としています。

この時同時にヘッドカバーとインマニもリン酸処理~洗浄を行っておきます。

リン酸処理が終わったらよく洗浄して乾かしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!