先日下塗りをしておいたLINE6のワイヤレスマイク2本です。
グリルはその形状からペーパー等での研磨は物理的に難しい為、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行っています。
下塗りをしておいたマイク本体は、その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、
#800相当→ #1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン→オレンジ)で足付け処理をしてあります。
よく脱脂清掃後、まずは下色として適当な白=具体VW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)を塗布します。白の他に黒やオーカーが入った、比較的隠蔽力の高い白ですね。
続けてこちらも適当なイエロー系の色で下塗りを行います。具体的にはこちらもVW社のサンフラワー(カラーコード:LB1B)を使っています。ここまでで2コートですね。
続けてご指定頂いた色=シトロエン純正色の「Jaune Tournesoleil」(カラーコード:EBN)と、
ポルシェ純正色の「スピードイエロー」(カラーコード:12G)を塗ります。それぞれ隠蔽力が弱いので3コート、合計5コートを塗っています。膜厚が大きくなると塗膜の強度が弱くなるので、下色を塗ってコート数を少なくするようにしています。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
同じソリッドカラーのイエローでもかなり違う色味なのが判るかと思います。左側がポルシェで、右側がシトロエンですね。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
当店ではマイクメーカー様と直接のお取引もあって、担当の方曰く、ここのところ塗装のご相談が増えてきているとの事でした。コロナ禍が明けて業界全体が活発になってきているのかも知れません。
ちなみに最も塗っているワイヤレスマイクはSHURE AD2系で、こちらは業者様からのご依頼が殆どなのでブログ等で紹介する事は無くあまり目立ってはいない感じですが、かなりの数を塗っています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!