レンジローバーオーバーフェンダー 下塗り

先日3回目のサーフェサーを塗っていたレンジローバー2ndの純正オプション品オーバーフェンダーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

ここからは裏当てのMDF板を取り外して行います。素材が非常に柔らかい為、これのせいでラインが変わってしまうのを防ぐ為ですね。

ここまでは#120から始めていましたが、今回は#180からのスタートとなります。

その後#240ダブルアクションサンダーで均したら、

再度ガイドコートの黒をパラパラと塗り、

深いペーパー目が残らないよう#320のダブルアクション→#400手研ぎでラインを整えます。

ちなみに通常であればこの程度下地(黒い部分)が露出してもさほど問題は無いのですが、

今回の素材=PUポリウレタン樹脂は非常に柔らかい為、ペーパーではこれが削れず、周りよりも一段高い感じになっています。サフェにも軟化剤を入れていますが、それ以上に切削性が悪い為ですね。

という事ですが、今回はまだ下塗りなのでそのまま行います。

今回塗るのはサフェでは無いのは、本塗り前にラインを確認しておきたかった事、塗膜(サフェ)に割れが生じていない事の確認、そして無用に深いペーパー目(#600より粗い目)を残したくなかったからですね。

また今回は下塗りという事もあり、クリアーを塗らない「1コートソリッド」の黒を使用しています。トップコート用のクリアー樹脂に黒の顔料が直接入ったような感じで、いつも使うベースコート用塗料とは違うSTANDOX 2Kエナメルという製品となります。

これにもサフェと同様、主剤に軟化剤を添加しています。現在のマニュアル上では15%となっていますが、以前私的に30%までテストしていて、今回は素材が非常に柔らかく下塗りという事もあるので敢えて20%添加にしました。

柔らかすぎる塗膜は完全硬化しても押すと爪の跡が残ったりしますが、そもそも今回の場合は素材自体がそのような感じなので、塗膜がそれくらい柔らかくても問題は無いという考えです。というかとにかく塗った塗膜が割れるなんて事は避けないですからね。

今回は単なる黒ですが、本番ではご指定頂いた色=ポルシェ「graphit」(カラーコード:691)を使用します。

一部素地のポリウレタン樹脂が露出していた箇所ですが、

この様な感じでそこだけ突起したようになっています。ブリスター(塗膜の浮き)に見えますがそうでは無く、ポリウレタン樹脂は同じようにペーパーを当てても削れないのでそこだけ出っ張ってしまう訳ですね。

なので次の本塗りではブツになった箇所のみ部分的に平滑にし、素地を露出させないよう全体は表面を軽く研磨&足付け処理のみ行って挑もうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!