「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き④

先日に続き、日曜日に行った岡本太郎美術館の企画展の紹介となります。

岡本太郎現代芸術賞展は今回で21回目となり、私が初めてこの企画展に来たのは13回目、そこから今年まで9年連続で来ていますが、その中では今回が一番面白いかも知れません。

 そしてこちらが今回の「岡本太郎賞」を受賞した「さいあくななちゃん」さんの、「芸術はロックンロールだ」なる作品です。

この企画展においては、前評判とか、どれが受賞作品だとかは極力知らないようにして見るようにしているのですが、こちらの作品は館内で貰える冊子の表紙にもなっていましたし、ここだけ何か圧倒されるような物があったので、これが太郎賞なのを知った時にはなるほど!と思いました。

 全体はピンク色を基調にしていて、そして派手に荒れてます(笑)。

 よく見るとちょっと怖い感じの内容があったりするのですが、都内の上品な美術館では中々こういった作品は余り見られないと思うので、そういったところもこの企画展の面白い所だと思います。まあこの辺は太郎氏も「爆発だ!」みたいな事を仰っていましたから、お墨付きなのでしょう(笑)。

それにしても膨大な作品数で、壁が見えないくらいに重なっている作品群を見ていると、昔通っていた駄菓子屋の壁とか、Windows95でIEのウィンドウが次々と開いて止まらなくなるウィルスに感染した時の事を思い出してしまいました(判りませんか。笑)。

 オフィシャルサイトは判らなかったのですが、ブログがあったので紹介させて頂きますね。

さいあくななちゃん

 さらに面白かったのは、展示室を出た所に設けられた物販コーナーで、

まさかのマッチが(笑)。

今時マッチ使う人も居ないだろう!と心の中で突っ込んでいたのですが、なるほど確かにこれは今回の作品に凄く合っているような気がします。良く考えてますね~。

今回はかなり引っ張り気味ですが、ようやく次で最後の紹介になると思います。

↓更新しました。

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き⑤

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