半自作デジタルアンプ

デジタルアンプ

自作でデジタルアンプが出来るキットです。ただし買ってから気付いたのですがある程度電子部品について知識が無いと難しいようです・・・。キットに含まれる部品の名称が記載されたメモはありますが「作り方」といったマニュアルのような物はありません。ちなみに私はこちらの分野はさっぱりなのですが・・・。

ただ現代ではネットで大体の情報は探し出せるので、各電子部品や基盤に印刷された記号を調べながら一つ一つ組み付けていきます。って言うか参考書を読むよりこうやって実戦(じゃなくて実践)してみた方が覚えるのは早いですからね。私的にはこういったやり方が好きですから実はいつもの事なのですw

DIY太陽光発電ユニット

で、久しぶりの登場ですが、今回の作業をしている場所は「DIY太陽光発電ユニット」の卓上だったりします。しかもその電力もここで賄っていたりします。これは何か良いですよね。

ただ季節が冬になってからは表に設置した太陽光パネルへの日当たりが悪く、実は一部の電源を切り替えてこちらの負荷を減らしていたりします。現在常時稼動させているのは水槽一基のみとしています。

代わりに今回のように突発的に使う時にはこれに溜まっている電気を利用して作業をしたりします。天井に付けたLED照明の一部もこれで賄っていますし、今回はそれにライトボックス(奥にあるプレート式の照明です)と半田ごてを使う為の電力を使わせて貰っています。ただこれのせいで電圧がもうそろそろ12Vを下回りそうな状態ではありますが(苦笑)。まあここからが結構踏ん張りますので特に問題は無いです。

デジタルアンプ

そしてこれが出来上がったデジタルアンプで、電力は12Vですからこれを作る時に使用している作業台のソケットからそのまま電気を引っ張って繋いでテストをしています。

最初は凄く良い感じで、繋げたスピーカーからもこのサイズからは考えられないパワーと音を楽しんでいたのですが、その後二個目を製作して油断していたのか、次に電源を繋げた時にプラスとマイナスを間違えてしまったのです。

これが1AとかのDCアダプターならそんなに問題ではなかったと思うのですが、今回使っている電力は大型のバッテリー4基を並列で繋いだ「にわか溶接機」としても使える程のパワフルな電流量でしたから、音が鳴らないと気付いた時にはもう時は既に遅く、中央のICチップから炎と煙が上がり始めたのです。しかも凄い匂いでした・・・。

という事で、このデジタルアンプは結局数分しか音を鳴らさないまま廃品になってしまいまして、ただちょっと諦め切れなかった所もあり、「もしかしてちゃんと繋げばまだ鳴るんじゃないか?」と思って配線を正確な位置に戻して繋ぎ直してみたら今度はさらに違うところから火が出る始末です。どうしようも無い阿呆ですね・・・。

まあお陰様でうっかりミスの怖さを改めて思い知らされた事と、コンデンサーの種類やプリントされた記号の読み方など忘れない内にもう一回経験が積めそうな事、そして大事には至らなかったのが不幸中の幸いですかね。後ろにはかなりの量の有機溶剤が待ち構えていますし(恐)。

しかしこのデジタルアンプ、音を聞くまではかなり侮っていたのですが、小型なのに本当に凄い能力を発揮してくれます。発熱の問題もアナログアンプに比べれば断然低いですからiMacの狭いスペースに無理やり押し込んでも十分いけそうですし、何よりも既成品を集めて作るだけよりも手作り感があって楽しさが倍増しますね。これのお陰でiMac改造が一段と楽しくなりました。

早くもう一個発注しないとですけどね。

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