テスタロッサは

フェンダーのパテ付け~ライン出しはある程度完了し、今は最後の仕上げでスプレーパテが塗られた状態です。これはそこまでの途中の画像です。

今回作成したボディラインを型取る為の木型です。「いちいちこういうのを作っていたら余計時間が掛かるんじゃ」と思うのは実は逆で、こういった目安となる物を作ってしまった方が実はトータルの時間は短く済んだりします。

以前一時期勤めていた会社の社長(板金屋さん)はこういうのが全く逆で、途中が無茶苦茶だから最後の方は無理やり辻褄を合わせて行くような仕事のやり方でした。最終的には何とか誤魔化したような状態で出すものですから後でトラブルが発生して再度戻って来てやり直しをするなど、結局余計に時間が掛かっていたのです。何で同じ事を何度も繰り返すのか不思議でしたが、それはもう性格の違いなのかも知れませんね。

ただそれでもそこそこの仕事量はあったので、その会社のやり方としては技術ではなく人柄で仕事を取っていたのだとそれはそれで妙に関心出来るところもあります。ポルシェの屋根に盛ったパテが割れたりする何て事態も起きたりしていましたが、それでも引き続き仕事をくれるなんて凡人には解からないような凄い魅力があったんでしょうね。残念な事に私にはそれが何かは解からなかったのですが(苦笑)。

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