ブクブクポンプの泡カバー

tube2ちょっと前に作成していた物ですが、余り大層な物では無いのですっかり忘れていました。丁度今日プロフィット日記の方で磁気性のタンブラーの釉薬(ガラス層)をサンドブラストで削り落とすという案件があったので、判り易いようにとこちらでも紹介させて頂くことにします。

この計画としては、海水水槽に入っているブクブクポンプの「泡」を抑えるカバーを作ろうという事でして、形としては「スキマー」に似ていますがこれはそんな大それたものではありません。

水面で泡が弾けるとその周りに水が飛び散り、その水が蒸発すると残った塩がガラス面にこびり付いて見た目が悪いので、その泡が弾ける時にワンクッションおいて緩やかに泡を消そうと言う作戦です。元々はペットボトルでやっていたのですが見た目がアレなのでこういった細身のガラス管にしたかったんですよね。

使う材料はハンズで購入した試験管で、ガラス素材でこの形は見ているだけでワクワクすると言うか意味も無く沢山買いそうになってしまいました(危)。それにしてもこんなに安くなくても良い気がしますが・・・。

tube 加工する事としては単に穴を二つ開けるだけでして、ただ普通に考えるとどうやってガラスに穴を開けるかちょっと考えてしまいますよね。

一般的にはリューターで問題無いと思いますが、今回は「ついでの作業」と言う事で仕事に紛れさせてサンドブラストで穴を開ける事としました。一緒に写っているのはちょっと前に納めた内鍵です。

ガムテープにポンチで穴を開け、それを試験管に張ってガラスが露出した箇所にサンドブラストを行います。時間にして5秒くらいであっという間に穴が開きます。

一個はホースを通す穴、もう一個は下から上がってくる泡と水が流れ出る穴となります。

tube1が!実はホースのサイズを予め測っておかなかったので結局帰ってからリューターで穴を広げる事となりました。全くの準備不足でした・・・(苦)。まあ楽しかったのでよしとします。

tube_1  そしてこんな感じで設置完了です。ブクブクポンプから送られたエアーは試験管の下から大量の泡になって勢いよく上に上がりますが、それらは試験管の一番上に一度当たり、そして緩やかに水面に出ていきます。

これをしなかった時はガラス面は勿論周りの壁もべた付いてしまいちょっとウンザリしていましたが、今はこれのお陰で掃除が結構楽になりました。固まった塩は見ていて気分が良い物ではありませんし、その塊をうっかり水の中に落とすと魚達がえさと間違えて食べたりして大丈夫かと不安にもなっていましたので・・・。

そういえばウナギの寝床としても何か筒のような物を入れてあげたかったので、それがガラス管だったらちょっと間抜けな姿が見れそうで面白そうです。プラスチックだと底石と擦れてあっという間に曇ってしまいますからやはりガラスが良いですからね。何か良さげな材料を探してみたいと思います。

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