川崎市にある岡本太郎美術館で毎年開催されている「岡本太郎 現代芸術賞」に行って来ました。いつもは空いている平日に行っていたのですが、今年は工場を移転して場所が離れてしまったと言う事と消費増税のバタバタに翻弄されてしまった為か、結局来れたのは仕事が休みだった日曜日、しかも最終日となりました。うーん、不覚です。

都心の美術館も一通り行っていますがどうも人が多いと言う事で敬遠しがちです。ここは平日であれば午前中はほぼ貸切状態と言うことでゆっくり作品が見れるから好きなのですが、今回は日曜日と言うことなのでそれも難しいと思いましたから、せめて出来るだけ人の少ない時間帯にと言うことで開館からの突撃とする事にしました。７分遅れての９：３７入館です。

常設作品については何度も閲覧しているので今回はスルーさせて頂き、直接企画展の方に行ったので、最終の日曜日と言うことでも比較的ゆっくり閲覧出来ました。むしろ帰る頃に天気も回復して来て人の流れに逆行するような感じでしたから、少し遅れていれば辛い結果になっていたかも知れません。周りに人が居るとどうも集中出来ないんですよね。睡眠時間２時間で来た甲斐があったと言うものです（眠）。

今回面白かったのは、自分の気に入った作品に投票できる事で、しかも現在の投票結果が判るようになっているので他の来館者の方々の反応も判るようになっています。私が気に入った作品は周りからは余り評価されていないようでしたが（苦笑）、そもそも私の場合は芸術品を見に来ると言うよりはその作品に使用している材料やその技法に興味があるので、評価する視点がちょっと違うのかも知れません。今回私が選ばせて頂いた作品はマスキングを利用して表現していた作品だったのでそこが評価のポイントだったりするのです。毎年この企画展を見に来る一番の理由は自分のモティベーションを上げる為でもあるんですよ。

ここの美術館は生田緑地の中にあるので周りは自然に囲まれていますからゆっくりしていきたかったと言う事もあったのですが、この後には納品もありますしちょっと寝不足なので早々に帰宅して帰る事としました。日曜日でも開館一時間程度ならゆっくり観れる事が判ったので、こんなにタイトなスケジュールでは無く来年はもう少し早めに来ようと思います。そして次回は是非自転車で・・・！