これは間違いが無く

book-3本屋で買おう買おうと思いつつ、ここ最近の週末は自転車に乗る以外殆ど外出していなかったのでうっかり買いそびれてしまっていました。ちょっと前に文庫本化した「下町ロケット」ですね。結局外に買いに行く機会は無く、本ですら密林さんのお世話になる始末です。と言っても実際はこれが自然な形なのかも知れません。余りにも日常に溶け込んでしまっているのでウッカリ忘れてしまっていましたがamazonは元々本屋さんでしたよね(笑)。

日常的に本を読むような時間は中々割けないのですが、一時期腰痛が酷かった時期に「長風呂」の癖が付いてしまいまして、ただその時間が余りにも長いですからだったらと言うことでお風呂に浸かりつつ本を読むようになりました。最初の頃はiPodを持ち込んで動画や音楽を聴いていたりしましたが、場所が場所なので電子機器は気を遣いますから自然と紙の本になっていったのです。本なら水の中に落としても金銭的なダメージは少なくて済みますし、そもそも本に使われている紙は丈夫な為か濡れても読めない事はありません。ただトンでも無い厚みには変化しますけどね(苦笑)。

ちなみにこちらの著者さんは最近テレビでも話題になった「半沢直樹」の原作者さんでもあるようでして、ただいつもの事ですが事前情報無しだったので帯を見て初めて気が付きました。読んで見てもああなるほど!と思えるような展開をしてくれます。

それにしてもこの本の内容は大田区が舞台となっていますから、文中に出て来る「上池台」とか「中原街道」とか「蒲田」なんてまさに地元なのでさらに親近感が湧いてしまいます。「蒲田のレストランに予約を取った」なんて文章が出てきますが、それってヒロキじゃないの?と思える程舞台は身近な場所なのです。雑居ビルが多い蒲田で社員15人(確か)が入れるお店となると限られてしまいますからね。

今週は寝る時間が遅いので読めたのはお風呂に入っている時だけでしたが、結局3日と持ちませんでした。今日は気付いたら3時間!湯船に浸かって一気に読み終えてしまったのです。ここまで本の中にのめり込んだのは小野不由美氏の「十二国記」以来だったと思います。

いやー、それにしても脱水症状一歩手前でした(笑)。

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