エッティンガーのホイールに装着する為、68mm径で作製したスリーポインテッドスターの原型からシリコン型を作製し、いよいよ複製の作業となります。
面取りした外周にちょっとシリコンが入ってしまいましたが、これくらいなら概ね大丈夫かと思います。円周と中央の★の継ぎ目が上手くいっているようで安心しました。イメージシュミレーションだとどうしてもここの処理が上手くいかず、何度ドラえもんを夢見た事か・・・(欲しかったのはスモールライトです。笑)。
と言う事で、後は普通どおりにレジンを流し込むだけなので難易度はグッと下がります。この辺はいつも余ったクリアーで作っているダースベイダーとかと大差は無いですかね。ただ型は出来るだけ長持ちさせたいのでしっかり離型剤を塗り、またフチまで樹脂が行き渡るよう慎重にレジンを注いでいきます。
オーバーフロー方式のコツは多めに樹脂を流し込んでおく事ですが、今回は単なる平面なので市販のクリアーファイルを同じくらいの大きさにカットし、エアーが抜けるのを確認しながら貼ると上手く気泡も取り除けます。クリアーファイルを使うのは素材がPP(ポリプロピレン)で、これなら離型剤無しで綺麗に剥がれてくれるからです。
一時間くらいして重りを外してフィルムを剝がしてみるとこんな感じになっています。今回はポリエステル樹脂を使いましたがエポキシ系のレジンでも良いですし、チョコレートや水などを入れて固めても良いかも知れません(食べる物は多分駄目だと思います)。
そして型から外した状態です。一応ベースとなるアクリル板に置いてみました。うーん・・・、良いじゃないですか・・・(惚)。
後はこれを必要個数分の合計4個、予備分も少し作っておこうと思います。自分用にも(笑。記念の飾り用にです)。
次は塗装工程になるのでそちらは本業ですから社外記での紹介はこれで終了になると思います。レーザー加工機もそうですが、こういった事を仕事でやっていると思われて問い合わせをされるのは困るのでして(単体では商売として成り立ちません)、社外記冒頭の副タイトルにある「プロフィットの仕事とは関係無い事で御座います。」というのはまさにそういう事なのです。何卒ご理解の程宜しく御願い致します。
ただレーザー加工機に関しては少し光明が見えて来ました。そちらは理想的な形になりそうなので、進展しましたら改めてこちらで紹介したいと思います。
いやー、仕事としてやるとプレッシャーが高く色々大変でしたが非常に楽しかったです!(って仕事じゃないって言っているし、そもそもこれからがj本当の本番なのですが)。