筆のトリートメント剤

factory292液のウレタンクリアーを筆で塗ると言うことは普通無いのですが、ヘッドカバーの凸文字やフィンを面研した後に、露出したアルミ素地にクリアーを塗っておいて多少なり保護しようと言うことを行っています。

が、塗装屋さんなら経験があると思いますが、使った後によくシンナーで洗った筈なのに、次に使う時に毛の根元が固まっていて使えない・・・。かといってしっかり洗ってやろうと気葵を入れると毛先がボサボサ広がってしまい、とてもじゃないけどもう細かい作業には使えない・・・と言う事がよくありました。フタル酸なら溶剤を溜めた容器の中にぶら下げておけば良いのですが(と言う方法を職訓で習いました)、一旦硬化した物だとどうにもなりませんよね。まるでクリアーを入れたままのガンをブースの中に置きっ放しにして一緒に焼いてしまったのと同じです(私はやった事がありませんが外注さんがこれをSATAでやってしまい、オーバーホールに3万円くらい掛かっていました・・・)。

と言う事で長年そんな事を繰り返していたのですが、少し前に購入したこのブラシエイドがかなり便利で、筆をシンナーで軽く洗った後(軽くで大丈夫です)、最後にこれで洗うようになってからは筆が半永久的に使えるんじゃ!と言うくらい長持ちしてくれています。この二度洗いの方法なら無理に力を入れて洗わなくてもしっかり塗料が取れてくれるので毛先が暴れないんですよね。

製品名は「ブラシエイド」で、amazonや模型店で¥500くらいで購入出来ます。超便利ですよ。

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