一斗缶の撹拌

factory76結晶塗装用の塗料は上の画像のように一斗缶で購入していますが、毎回ここから塗料を出すのは面倒なので、もっと小さい5キロ缶(STANDOXシンナーの空き缶)に小分けして使っています。

ただ長期間使わない塗料は缶の中で底に比重の重い顔料溜まってしまい、これの撹拌に一苦労です。建築塗装ではそれ専用の撹拌機があったりするのですが、一般的な自動車塗装屋さんにはそういった物はありません。4キロ程度までの小さい物なら結構置いてある所はありますが、今時一斗缶の塗料なんて自動車補修塗装では使いませんしね(クリアーはまだあるかも知れませんが)。

factory10と言う事で思い出したのが以前導入したミキシングマシーンもどきです。

実際は「振盪機」(マルチシェーカー)といった名称で、塗装用の物では無く、化学の分野で使う物みたいで、上に試験管を並べて置けるアタッチメントなどを着けて使ったりするみたいです。

standox1普段は小分けした塗料を混ぜる為に使っているのですが、かなりしっかりした物なので、多分一斗缶でも大丈夫なのでは・・・?

と言う事で試してみました。

factory77結晶塗装の白は余り使わないので10キロ以上は入っていたと思いますが、それでも楽々シェイクしてくれています。思わず「スゲェ・・・」と唸ってしまいました(笑)。

建築塗装の現場では直接中に折り畳み式のプロペラを入れて混ぜたりするみたいですが、これの利点は何といっても機械が勝手に仕事をしてくれる事です。さすがに専用のシェイカーまでの凄い動きは出来ませんが、一時間でも二時間でも文句を言わず動いてくれるのでかなり助かります。久しぶりに小僧(見習い)の頃の事を思い出してしまいましたよ(トラウマが・・・笑)。

2 thoughts on “一斗缶の撹拌

  1. これ便利ですね~!
    ダイエット用の振動マシンで塗料攪拌できないですかね?(笑)
    ダイエットにも使えて、一石二鳥だな~♪

  2. 建築塗装用のシェイカーがまさにそんな感じで、多分代用できますよ!
    業界専用の物って需要が圧倒的に少ない為か比較的高額ですが、一般的に普及している物は値段がかなり抑えられていますし、流行りが終われば中古品が安く手に入るので使えそうなのが見つかるとかなり楽しいです。
    なのでダイエットに使おうと思うのは多分最初だけでしょうね~。むしろ手動で撹拌して筋肉を付けた方が一石二鳥ですよ(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)