国立科学博物館附属自然教育園

 少し前に行った掛川花鳥園が楽し過ぎた為、近くで鳥と触れ合える所は無いかと思い、凄く久しぶりに目黒の白金台にある国立科学博物館附属自然教育園に行って来ました。

 凄く久しぶりと言うのは、確か私がまだ幼い頃、ここには何度か父に連れて来て貰っているのです。幼かった私としては非常につまらない場所だったと記憶していましたが、なるほどこうやって歴史は繰り返されるものなのかと(笑)。

オフィシャルサイトのトップページにある画像を見ると判るのですが、東京のビル群の中にぽっかりここだけ緑が残っています。同じような感じでは新宿御苑や日比谷公園がありますが、それらと大きく違うのは、ここは余り人の手を入れて整備された公園では無く、出来るだけ自然のままの姿としているところでしょうか。まさに「森」といった感じです。

  園内には池や湿地帯が多くあり、

 大きな樹々が鬱葱としているので、場所によっては日中でも薄暗い所があります。今日の都内は凄く暑かったのですが、この中は結構涼しかったです。

 ただ残念ながら園内では野鳥などは殆ど見かけなく、

 ここはまさに自然そのまま!といった感じです。

 ただ植えられている植物は貴重な種類も多いらしく、その方面に詳しい方なら恐らく結構面白い場所なのではと思います。確かにここに子供が来ても楽しむ要素は殆ど無い気が(苦笑)。

 園内には信じられないくらいの巨木が幾つもあって、オフィシャルサイトにあった説明によると、

「江戸時代になると、増上寺の管理下に入りましたが、寛文4年(1664)には、徳川光圀の兄にあたる高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷となり、園内にある物語の松やおろちの松などの老木は、当時の庭園の名残であろうと思われます。」

との事です。

 ちなみに鳥は居ませんでしたが、爬虫類なら何匹か見かけました。アオダイショウなどの蛇も居るそうです。あと蚊が多いので虫除けスプレーなどしておいた方が良いかと(前記した理由から園内でやるのはマナー違反かも知れません)。

園内にはカワセミが巣を作っていて、雛も何羽かここから巣立っているそうです。

桜や紅葉も綺麗なようなので、また違う季節に来てみたいですね。

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