着色アルマイト調塗装

セレナモニターパネル枠部塗装承ってます

仕事でご依頼頂いている内装モニターパネルの塗装ですが、

色見本としてお預りしているのがこちらのアルミ部品で、赤の着色アルマイト仕上げになっています。

先ほどの内装パネルの枠のシルバーの部分を、これと似たような色で塗装をしたいので、キャンディーレッドの艶消し塗装で対応すべく、また今後の為にも色見本を作製しておく事にしました。

 作成する色は3種類で、下に敷くシルバーをそれぞれ変えています。画像だとどれがどれだか判らなくなってしまいましたが、MIX818JLM-906、MIX598のシルバー原色を塗装し、さらにその上に透過性の赤=キャンディーレッドを塗り重ねています。

トップコートには艶消しクリアーを使用しています。

 その後60℃40分の熱を掛けて完全硬化させました。綺麗に艶が消えています。

 結論から言うと、今回の見本に近い色は一番粗いシルバー(MIX598)を敷いた物でした。艶有り仕上げだとメタリックの粒子目が粗すぎて、さすがにこれは違うだろうと思っていた色でしたが、つや消しにしてみるとそれが全く目立たず、一番輝きが強かったこの色が見本のアルミアルマイトに近かったです。

 またそれぞれの内容が判るよう、いつものように色見本プレートを作製しておきました。

 画像右側の艶ありキャンディーレッドは以前作成した色見本で、この2色は全く同じ色です。艶消しになるとここまで見た目が変わるのか!と言うお手本のような見本(?)ですね。

画像だと単なるオレンジ掛かった赤にしか見えないのですが、実際は金属感が感じられて、本番もこれと同じく艶消し仕上げで挑もうと思います。しかしまた随分と遠回りしてしまいましたが・・・(苦)。

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