色相環色見本制作①

少し前から作成しているパステルカラー系の色見本ですが、これとは別に以前から作りたかった「色相環」の配合データ&色見本を作る事にしました。壁に飾れるよう、全長460ミリを予定しています。

 またどうせならと言う事で、それのミニチュア版みたいな感じで今作っている色見本キーホルダーへの応用も考えています。12色塗るのは(スプレーガンを洗うのが)大変ですが、1色ずつを何かの序でに塗るならそんなに手間では無いかなぁ、と(恐)。

ちなみにCMYKだとどうしても色が濁って見えてしまうので、

改めてRGBにした色で塗料を作製する事にしました。同じに見えますがこちらの方が鮮やかで、RGB値はこちらのプチモンテさんのサイトを参考にさせて頂きました。感謝申し上げます。

尚、通常印刷とか塗装にはCMYKで行うのが適切な筈ですが、今回作る色は極力濁らせたくないので敢えてそうしてます。

と言う訳で早速色も作り始めています。

ただこういった直接売り上げにならない作業は仕事中には出来ないので(カツカツです)、帰る時間を遅らせたり、休日(本来は第一第三土曜日とか)の時間を利用して行います。自営業はてっきり自由業だと思っていましたが、やってみると実はかなり時間が拘束されていて、ディーラー勤務のサラリーマン時代には年間120日くらいあった休日が、今は実質ゼロに(苦笑)。まあ家賃が発生しているとおちおち休めませんよね。判ります、判りますよ・・・。

 一般的には白を入れると色が明るくなり、黒を入れると暗くなると思われますが(まあ実際そうなのですが)、白や黒などの無機顔料(鉱物系)を入れると色が濁ってしまう為、最初は出来るだけ彩度と明度の高い有機顔料(石油系)を混ぜて作っていきます。また違う色同士が混ざっても濁る(グレーになる)為、使う色数も極力少なくします。

また今回は配合データを記録したいので、単に色を混ぜて作るのでは無く、使った原色の量を計りながら行います。車の調色程複雑では無いので(自分本位で作れるので)そんなに手間は掛からないのですが、数値を間違えると後で大変な事になるので、出来上がった物とは別にもう一度配合通りに作るなど確認作業は必要です。

基となるデータさえ出来てしまえば、そこから派生して色々な物に応用が出来ると思うので(画像は以前紹介した色見本壁時計です)、多少時間が掛かっても今の内にこういった自分だけの配合データを作っておければと思っています。

最終的にはソリッドカラーだけでは無く、メタリック&パール、キャンディーカラーも作っておきたいですね。何とか今回のだけでも平成の内に作り上げたいところです。

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