G-SHOCKカバー&ベルト塗装 完成

gshock13 大変お待たせしました!G-SHOCKのカバーパネルとベルト一式2セットは本日完成となります。

gshock14 ベルト部分に関してはかなり柔らかく使用する場合も曲げて使うので、クリアーは塗らずベースコートでの着色のみに留めています。中央にある時計本体のカバーパネルに関してはクリアーまで塗ってあります。

gshock15 ただカバーパネル自体も変形するような柔らかさはあるので、クリアーには軟化剤を入れて柔軟性を持たしています。ただ軟化剤を入れると通常よりも硬化が遅くなるのと「磨けない」と言う塗膜になってしまうのでその辺りを考慮して使う必要があります(軟化性の度合いにもよりますが今回はかなり入れてますので)。

gshock16ただそれでも今回のような被塗物に塗装をするリスクは当然生じるものでして、この辺りは私にも判らない部分がありまして、ただこれについてはオーナー様にもご理解・ご協力を賜りまして今回の御依頼が実現しました。頂いたコメントをちょっと紹介させて頂きますね。

「バンド止めは取り扱いに気をつけます。ベゼル部の変形については、本体をはめるときに最小限になるよう注意いたします。G-SHOCKに塗装はほとんど見たことが無いのであまり向いていない素材であることは承知しておりますので塗装後のリスクについても覚悟しています。
また、お送りしたベゼルとベルトも予備パーツのため、もし塗装が割れてしまっても、すでに別のベゼルベルトを装着しているため2つの時計が使えなくなるわけでもありません。

それでも自分がイメージするような、今回であれば初号機カラーのG-SHOCKを手にしたいと考えました。
 
そのため、貴店が軟化剤等のお考えされる適した塗装方法をしていただければリスクについては承知いたしますので、問題ございません。」

との事です。本当に有り難い限りです。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!