以前から欲しかった箱型タイプの乾燥機を購入しました！大きい物は入りませんが、基本的には今まで通りパネルヒーターをメインに使うとして、小物に関しては補助的にこれを使って行こうと思います。

内寸は横幅が６０センチ、奥行きが５０センチ、高さは１メートルあって、一般的なヘッドカバーであれば普通に入ります。温度は２１０℃まで上げられるので結晶塗装の焼き付けにも使えますが、むしろ温度管理が楽なので変形し易いプラスチック部品の強制乾燥に向いていますかね。満遍なく熱を入れる事が出来ます。

 購入したのは中古品ですが、元々使っていたところが研究所だったらしく中も外も非常に綺麗です。と言うか殆ど使っていなかったのではと・・・。

ただネックだったのは運送方法で、当工場にはフォークリフトが無いので重量物の受け取りが出来ないのですが、今回運んでくれた西濃運輸さんは屈強で且つ融通が利くのが有名で（笑）、無事人力での手卸しで受け取る事が出来ました。レーザー加工機の時もそうでしたが、他の運送屋さんではこうは行かなかったと思います。ちなみに重量は１１０キロだそうです。

既に試運転も完了していて、今後の活躍も期待出来そうです。

デメリットとしてはとても場所を取る事で（苦）、本当はこの倍のサイズが欲しかったのですが工場の一階はもうキツキツでして、ここにあった棚を撤去して何とか奇跡的収まりました。それはもう本当に大変な作業でした（代わりに他の棚の高さが倍くらいになりました。笑）。

しかしこれがあれば安定した強制乾燥～完全硬化が可能となるので、塗装のワークショップなどを開いたとしても塗ったその日にそれを持って帰れる！なんて事も可能になるのでは、と思っていたりします。何とか実現したいですね～。