先日本塗りを終えたLOOKのカーボンフレーム&フォークですが、塗った色が少々特種な物と言う事でタッチペン用の塗料を用意しました。
ちなみにいつもはこんな感じでSTANDOXの原色パッケージっぽい紙を貼り、真ん中に色番号を手書きで書いています。
画像は以前Robiの外装塗装をご依頼頂いた時に作成した物で、今回はちょっと時間があったので違うパターンを試してみました。
と言う訳でジャジャーン!と。LOOKロゴに合った各色のカッティングシートです。幸いにしてそれらしい色が揃っていました。
LOOKのロゴデータ自体は先日使用した物があるので、これをそのまま使って各カッティングシートをカットします。
とりあえずフレームから貼ってみます。うーん、て、手が・・・(震えます)。
綺麗に切れていますが、そもそも単なる四角形であればわざわざカッティングプロッターでカットする必要も無いかもですね。
途中から気がつきましたが、直接容器に貼るよりも先に台紙に貼って作っていく方が楽かもです。
最後に透明な転写シートを貼って完成です。元々フォークにもこのロゴシールが貼ってありましたから、これを使って最初と同じ様に貼り直しておくのも良いかも知れませんね。
と言う訳で、今回のLOOKのフレームカラー用タッチアップ塗料のボトルが完成です。ベースが白なのでそのままシールを貼って良い感じです。
上手くカット出来ていない不良品も勿体ないので、それらを集めて小物の置物に貼ってみました。
100円ショップで買った物がまるで限定品のようです(笑)。
拝見してますと、塗料の使い方、管理の仕方など、弊社とは結構違いますね~。
塗料自体が違うのか、考え方が違うのか・・・。
毎回ですが、畑が違うと、こうも違うのかと思わされます。
ここでは書けませんが(汗)
量産では、出来るだけ工程を抜くよう考えますんで、塗料メーカー自体も、
メーカーとのお付き合いの仲で、作り方が変わっていったんでしょうね~。
歩んできた歴史が違うんだろうな~(笑)。
そもそも自動車補修塗装(板金塗装)自体が普通の塗装とは一線を画しているところがあって、さらに当店にいらっしゃるお客様方は少々変わっているところがあるというか(悪い意味ではありませんので念の為)、細かい所を気にする方が多いとは思います。
恐らくは同じ様な塗装の依頼で一度嫌な目に遭っていたりするので(特にメッキ素材への塗装→剥がれ)、作業内容もそういたところを重視しています。
ただそうなると当然費用が高くなるので(材料も当然高いですので)、実際にどれくらい時間が掛かっているとか面倒な事をしているとかを(笑)、出来るだけオープンにするようにしています。普通は出したくない所を出してしまってますからその点ではかなり特種だと思いますけどね(これが結構疲れますが。笑)。
塗装だけに限らずそれぞれの仕事には同じ分消費者のニーズがありますから、当店の場合はそういった方々を対象としてやっているような感じですかね。同業に近い方からはかなり羨ましがられますが、それはもう心身ともに大変ですよ(笑)。
真逆なんでしょうね~。
弊社の場合、お客が個人では無くメーカーとなりますので、価格優先です!
自動車の内装部品も手がけましたが、1液1コートでしたよ~。
強度と価格はご想像にお任せします(笑)
勿論それはそれで必要な塗装ですよ!
うちも以前メーカーから量産品のインテリア用品で、特注カラーの塗装を何回かしましたが、コストを考えて使う材料や作業工程を考えるのも面白かったです。むしろそういった仕事の方が利益率が高かったりもしまして(苦笑)。